おにゆりの苑

俳句と俳画とエッセー

老 人 会 の 小 旅 行 (2)

2017-12-08 09:21:32 | Weblog
老人クラブで西尾市の抹茶一筋128年(株式会社あいや)へ連れて行ってくれた。
 もちろん乗り物は市のバスで満席であった。
 片倉のOB会で一昨年は西尾城へ行ったし、今年は「もろ崎」泊まりで 刈谷のレンガ館や、えびせんの里へ行ったりして、ここの所こちら方面が多い。一時足助の香嵐渓ばかりたてつづけに行っていたみたいなもので、これも足のない私にとっては、おあたえなのであろう。
 あいやの抹茶工場のガラス越しの見学路に従って店のガイド嬢の説明よろしく列を成して見て進んだ。今時の材質のすり鉢状のものの下にひき臼も現代ふうなのが、20機以上何列も進んで行く。茶葉が一日一トンほども、お粉になるのだそうな。品質別の試飲もあって、抹茶はもとより昔なつかしい、松露を土産に買った。
 一寸だけ移動したような気がするが、椅子なのに履物を脱いで上がるお食事処で会席料理をいただいて、ほんの少々日進踊りが笠や鉾を持って7、8人で披露された。
 帰りは吉良上野介の墓へ寄ったが、一昨年行った時のままの池が懐かしかった。感覚的に上野介は地元では四十七士の十二月でも大切にされている。
 お隣の奥さんと一緒だったので、平凡に安気におしゃべりばかりして一日を楽しんで来た。地区での顔馴染みも六人ばかり居た。

      俳句 書きあげて事の多さの師走かな
コメント
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