おにゆりの苑

俳句と俳画とエッセー

夜半に嵐の吹かぬものかわ

2017-04-07 17:29:14 | Weblog
今年は日本のあちこち桜が咲くのが遅かったようである。
 四月二日当地の岩崎祭りの立派なちらしが入ったので、Kさんと岩崎城の祭りに出かけたが、桜の蕾の固い下にしつらえられた舞台で次々と若い人のグループが踊りを披露するのを腰掛けて少々観てからスシロー迄行って食事をしておしゃべりをした。
 去年は一日に満開であった 愛知学院の花見の約束を今年は五日にした。ところが当日になっても一向に桜は、ぱっと咲かないので彼女から取り消し電話が入った。
 その他の理由の一つにこの街の「くるりんバス」の時間が四月から改正になって、彼女の所から十二、三分で学院まで来れたのが無くなってしまったのである。
 従って彼女の下りる所まで迎えに行くには、だいぶ歩かねばならず、この二日の日に自転車でいったのと、四日の句会に「にぎわい交流館」迄出かけた後遺症で腰が痛くなっていたので、これ幸いと満開になったらね。と言うことになった。
 花に雨はつきものであるが、ここんところ曇りか雨ばかりである。彼女も神明社の老人クラブのお花見は弁当をもらって散会であったそうな。私の方も四日の句会はたまたま晴天ではあったが、桜は市役所もまだであった。
 今日七日ようやくぱっと咲いたらしいので、明日八日の本家の君子さんの三回忌の支度で美容院へシャンプーブローに行った帰り雨が上がっていたのでコンビにの角を曲がりながらその向うに見える学院の正門から奥へ続く桜の按配を観てきた。
 明日か明後日が満開であろう。桜の花もさることながら、バスの順路や停留所が変ったことは、私としては本当に困る。

   俳句   学生や花の四年に早く咲け
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