おにゆりの苑

俳句と俳画とエッセー

歌に恵まれた日

2015-09-05 10:46:32 | Weblog

 オリンピックのエンブレムが白紙撤回されたり、安保法案「違憲」のデモがあったり、大きく株価がさがったり、トルコ難民が多かったりと非日常的な放送がなされると、私などは自分の立ち居地と言うか主体性を失ってしまってブログを書く気になれない。
 間もなくやってくる敬老の日には母が生きていたら「百歳」なのかと思うと、いつまでも夏ばてを引きづっていてはいけないと思い始めた。
 
二日は句の会があって行けなかったけれど、次の日その会を退会してート、「あいあいの家」の責任者になられたKさんの新装なった介護保険デイサービスの家を句友七人で、お祝いに行った。
 介護予防の脳トレいきいき教室など文字の並べ変えクイズ、や間違い探し、ポピュラーソングを何曲もと、日進体操などをやって、おやつ代を含む七百円の食事をいただく体験をして来た。
 Nさんなど早速朝のお手伝いの申請をしていた。地域の老人会の募集があってもに来ても「私は老人じゃありませんから」と断っている私は小さくなっていた。
 その日の夕方五時にMさんが、約束をしていた「佐藤しのぶ」のコンサートに横に母親を乗せて迎えに来てくれた。
 県美迄車で行けるとはありがたいことであった。「花のまち」「赤とんぼ」「リメンバー」「うみ」「さとうきび畑」が一部で、その美しい ソプラノ は大きな会場を拍手で鳴り響かせ二部では「口づけ」「ハバネラ」「ある晴れた日に」「かわいい坊や」などオペラからの独唱曲を」歌い、その間にドイツ人のピアニストが「マノンレスコー」からの間奏曲を弾いた。
 酔いしれた群集がアンコールをせがむと「ふるさと」を歌ってくれた。計らずも今日私はお昼に「あいあいの家」で皆で歌ったのと此処とで二度も遭遇したことであった。
 帰りにMさんのお母さんから「白川ホール」でのコーラスの招待券を頂いた。
 私は、こうして自立した人生設計をする訳でもなく「三K」の「健康」「家庭経済」「家庭」は程ほどにクリアしている。

       俳句  それよりは大きくなれぬ吾亦紅 

            基礎工事始まりにけり月見草

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする