僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

アルゼンチンタンゴのことなど

2009年10月22日 | 旅行

前回は食べる話を書きました。
アルゼンチンには数多くのレストランがあります。
こんなに沢山あって、どこも経営が成り立つのか…不思議ほどです。
まぁ、それだけレストランで食事を楽しむ人たちが多いということでしょうね。

 

  
  煉瓦造りの長い長い建物ですが、すべてレストランです。
  周りには人影はチラホラ。でも、レストランは数え切れないほど並んでいます。

  
  
  店に入って奥へ行くと、テラスがあります。
  天気のいい日はここが大人気。
  僕たちも、このテラスで昼食をとりました。
  こういう風景を見ながら、ランチやディナーを楽しむって、いいですね~。

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珍しく風邪を引いてしまいました。インフルエンザではありませんでしたが…。
熱が38度以上も出たのは、ここ何年もなかったように思います。
めったに痛くならないのども、痛みました。

今はようやく回復しましたが、のどの痛みはまだ少し残っています。
毎夕、アルコールで消毒しているのですが、…なかなか治りませんわ。

のどが痛むのは、何かの呪いではないかと、ふと感じたりしました。
呪い…? 何の呪いなのだ…?

う~む。先日、イグアスの滝で見た最大の滝「悪魔ののど笛」。
あれを見たせいで、呪いがかかり、のどが痛むのだろうか…?
うぅ、く、く、苦しい~(七転八倒)。

なんのこっちゃ。 すみません。

話は変わりますが、旅行に出る前にガイドブックを買ったのですが、
「アルゼンチン」というのが、なかなか見つかりませんでした。

ようやく「地球の歩き方」シリーズのアルゼンチン編を見つけました。

しかし、その本のタイトルは、「アルゼンチンチン」とあったのです。

どひゃ~ん。 アルゼンチンチン…とは、これはまた…。

…と、よ~く見ると、 「アルゼンチン チリ」 でありました。

な~んだ、アルゼンチンとチリ、ということじゃないか。

すみません。 「チリ」 が 「チン」 に見えたのです。

…眼科より、脳神経外科に診てもらったほうがいいのでしょうか。

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さて、ブログを読んでいただいて、感想を寄せていただくのは嬉しいですね。

アナザービートルさんが、「悪魔ののど笛」という名称について、
「凄い名称ですね」と述べられたあと、
日本人の勝手な脚色ではなく、向こうの言葉を直訳してこうなるのですかね?
と書かれていました。

お答えします。え~っと、これは、スペイン語の直訳です。
ブログに「悪魔ののど笛」へ行く入り口の標識の写真を1枚掲載しています。
これを見ると、「ENTRADA(入り口)」という看板の上に、
「 Garganta del Diablo 」という標識が写っています。

Garganta とは、「喉」という意味ですが、「声」という意味もあります。
del は英語で言えば「of the」というような意味。
Diablo は「悪魔」です。

つまり、「悪魔ののど笛」というそのままの意味です。
滝の轟音が、悪魔ののど笛のように聞こえる…ということらしいですね。


また、ソルちゃんについても、感想をもらいました。

僕は、ソルちゃんのことを 「体重が僕の倍くらいありそう」 と書きましたが、
長男のお嫁さんが、それを読んで、
「お父さん、ちょっとオーバーじゃないですか?」 と笑います。
「写真を見ていたら、ソルちゃんは、そこまで太くはないですよ」

…そうですね。
物事を面白くするために大げさに書く、というのは確かにありますね~(笑)。

でも、写真のソルちゃんは、前を向いているからわかりにくいですけど…
横から見ると…。つまり、身体の幅ではなく、前後の厚みというのでしょうか。
これがまた感動的なほど豊満なのです (う~ん、表現がむずかしい)。

胸から背中までの距離、あるいはお腹からお尻までの距離。
これが長~いのです、…と言えばミもフタもない話ですが…。

立体的に眺めると、ソルちゃんは写真以上に堂々たる体躯なのです。
しかし動きは軽いし、何でもマメにやるし、実に楽しそうな表情をしている。
身体全体から躍動感に満ちたオーラが漂う。
仕草ひとつ取ってみても、なんとも可愛いのである。

こういうのを見ると、日本人の女性にありがちな…
細い身体が 「美的」 だと思い込んでいる発想自体が、何とも貧弱に思えてくる。

世界は広い。
価値観など、場所ひとつで180度変わってくる。
ポッチャリ女性の柔らかな美しさを、ソルちゃんからたっぷり学ばせてもらった。

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アルゼンチンといえばタンゴである。 (話がバラバラやがな~)。
ヒロユキは旅の2日目の夜、僕たちをタンゴのショーへ連れて行ってくれた。

午後8時半から食事。 ショーは10時からだ。

案内された僕たちのテーブルは、なんと一番前だった。
舞台を見上げる、いわゆる、かぶりつき、というやつ。

ヒロユキによると、今日のお客は、マイクロソフト社の団体が大半で、
僕たちはその中にまぎれこんでいる、という状況らしい。

昨日、ソルちゃんが予約をしてくれたのだそうだが、
「どうせ団体といっしょなら、ぜひ一番前の席にしてほしい」
と交渉して、この席を獲得してくれた、という。
さすが~、何事にも達者なソルちゃんである。頼りになるわ~。
たぶん、ヒロユキなら、相手に遠慮してしまって、そこまでは言えなかっただろう。

テーブルの上に料理が並べられて行く。
ヒロユキがそれぞれの料理の説明をしてくれる。
何しろレストランのシェフだから、当然料理には詳しい。
詳しすぎて、何がなんだかわからないところも沢山あったけどね。

10時を少し回ったところで、ショーがはじまった。

豪華絢爛なショーを、すぐ目の前で見られるのはありがたい。

軽快なメロディをバックに、甘く情熱的なリズムに乗ってダンサーたちは踊る。
出てくる女性はみんな美しい。それに、まぁ、なんとセクシーなこと。

圧倒的迫力で舞台は進んで行く。
満腹になったお腹をさすりながら、
「こんなタンゴなんて踊れたら、素晴らしいやろなぁ」と、
盆踊りも踊れない僕は、うっとりと舞台を眺めるばかりであった。

踊りの合間に、コメディアンのような男性が出てきて、何かをしゃべる。
館内は笑いの渦に包まれる。

横でソルちゃんが、ひときわよく通る声で、
「アッハッハッハッハ~!」と笑う。その声がまわりに響き渡る。
ソルちゃんは、テーブルを叩きながら笑い続ける。

コメディアンは何を言っているのだろうか…?
わからないけど、僕も真似をして「アッハッハッハ~っ」と笑う。
それを見てソルちゃんがまた、「アッハッハッ~!」大笑いする。

なんだかなぁ。 わけ、わからんけど、面白いのだった。

 

 
 「かぶりつき」で見たタンゴショー。 甘くて、情熱的で…。
 

 
  舞台から降りてきて、目の前で踊るダンサー。 画像が悪いのが残念。
  
場内でフラッシュを使っての写真撮影は禁止されていた。
  それでも、ルールを守らない客が、あちらこちらでピカピカっと光らせていた。
  僕は真面目に、フラッシュを光らせずに撮ったので、こんなブレた写真になった。
  見苦しいとは思いましたが、ぜひ雰囲気を知ってもらいたくて載せました。

  

  
   ショーが終わって会場をあとにする時は、フラッシュで撮影した。
   前方の赤い幕のあるところが舞台。僕らはそのすぐ前に座っていた。


 

 

 

コメント (6)
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