僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

わが家のリフォーム

2016年04月02日 | 日常のいろいろなこと

今住んでいる家も、早いもので築25年以上が過ぎた。

この家を建ててくれたのは、僕の走る仲間で
同じ市役所に勤めていた東〇君の弟さんだった。

あのとき、東〇君とランニングをしてから1杯飲んで、
僕が「そろそろ家の建て替えをしたいねん」と言うと、
「僕の弟が大工ですねん。いっぺん会わはりますか?」
…ということで、酔った勢いで「よっしゃ」と言った。

翌日、東〇君が僕の課にやってきて、
「昨日言うたこと、覚えてはりますか?」と心配そうに聞いた。
「昨日言うたこと? ええっとねぇ…」と僕は記憶をたぐった。
「あ、あのこと」と、かすかに覚えていたわが家の建替えの話。
そうだった。昨日飲んでいる場で「頼むで」と言ったのだった。
ひょんなことから、わが人生で最大級の決断をしたわけである。

妻も「ちょうどよかったね」と喜んでくれた。

そして東〇君が、弟さんを連れてわが家へやって来た。

弟さんは口数は少なかったが、とても落ち着いていて、
見るからに誠実そうで、頼りになるわ~という感じだった。

…そんな経緯で、今のわが家が建った。

その後、今日まで、家に関する一切のこと…
外壁の塗り替えをはじめ、浴室やトイレ、床暖房、
ガレージのシャッター、窓ガラス、障子の張替え、
などなど…いろんな箇所のリフォームしてきたが、
もちろんその東〇君の弟に、すべて任せっきりだった。

エアコン一つ付け替えるのも、電気店ではなく、
弟さんに連絡し、そこから電気屋さんが来たり、
その他すべて、何かあれば弟さんに頼ってきた。

おかげで、家のことで余分な神経を使うことはなかった。

その弟さんが、数年前、脳梗塞で倒れ、
現役バリバリから退き、その息子さんが跡を継いだ。
で、今はその息子さんに、何かある度に来てもらっている。

わが家は角に建っており、しかも西日をまともに受けるので、
その部分の外壁は、消耗が激しい…と、息子さんは言う。

15年ぐらい前に、一度、塗り替えてもらっているが、
「外壁は10年~15年ぐらいで塗り替えるのがいいです」
「昔の外壁は10年ぐらいでしたが、今は15年は大丈夫です」
いうことだったので、この際、やってもらうことにした。
そして、古くなった屋根も改修してもらうことにした。

さらに、妻がいろいろ考えてくれたところによると、
玄関ドアも劣化してきたし、浴室もまたそろそろ時期かな…
…と、この際、一緒にリフォームしようということになった。

僕らが生きている間の最後のリフォームになるかも知れない。
(そのあとのことは、次の世代にまかせればいいしね)

そんなことで、今月から5月にかけて、
かなり大がかりなリフォームをすることになった。


そして、一昨日の3月31日。
玄関のドアと浴室を見るため、息子さんの案内で、
梅田の阪急ビルとグランフロント大阪にオフィスのある
展示場へ行って、それぞれ担当の人から詳しい話を聞いた。

玄関ドアはどういう形のどういう色のものがいいか…とか、
浴室のバスタブの形や色、シャワーの種類などは?…とか、
いろいろな説明を受け、こちらからも質問し、
妻と相談しながら、一つひとつ決めていった。
その間、モミィも興味深そうに展示物を見て、
時には担当者に、自分が思ったことを言ったり…。
やはり女の子である。こういう場所が楽しそうだった。


リフォームは、今月半ばぐらいから始まる。
まず浴室、そして玄関ドア。で、それが終ってから、
足場を組んで、外壁と屋根の改修にかかる…とのことだ。

ずいぶんお金のかかることだけれど、
今後の安心のためにも、これだけは仕方ありませんね。

 

 

  
  実際に見たものを
カタログで紹介しますと…
  浴槽がゆるいカーブ状でへこんでいるのは、
  それだけ洗い場を広く使えるから、という。
  壁の色は、これは茶色の木目調だが、
  僕らは薄いベージュ系統でお願いした。

 

  

玄関ドアのほうは、色や形、鍵穴の位置などを検討し、
このドアに決めました。担当の人が「こういう感じになります」と、
コンピューターでわが家の玄関のシミュレーションを作ってくれました。

 

 

 

 


 

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