僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

口の中の出血が止まらない!

2016年04月26日 | 心と体と健康と

昨日の朝食の時、ふとした拍子に口の中を噛んだ。
頬っぺたの裏で、右下の奥歯の、一番奥のあたり。
口の中でも、最も奥のほうである。

時々噛むことがあり「痛っ!」と思ったら血が出ていた…
…ということは、自分にとってはそう珍しいことではない。
今回もそうだろうと、気にせずにジムのプールに出かけた。

ところが…
プールの洗面でツバを吐いたら、これが真っ赤。
うっすらと血が滲んでいる…という程度ではない。
驚くほど真っ赤だった。

「あれ…?」
朝食で頬っぺたの裏を噛んでから、数時間が経つ。
なのにまだ血が出ているなんて考えられなかった。
でもまぁ、そのうち止まるだろう、と泳ぎ続けた。

しかし、気になったのでトイレに行ってまたツバを吐くと、
やはりそこに鮮血が広がって行った。う~ん。気持ち悪い。
鏡の前で大きく口を開けると、口の中が血に染まっていた。
傷口はあまりに奥のほうなので、鏡では確認できない。
何度も口に水を含んで、ぶくぶくして吐き出したが、
血は止まる様子がない。なんだ、これは?

それでも、そのうち止まるだろ…と、まだ思っていた。
ジムからの帰り道では、何度もティッシュで血をぬぐった。

帰宅して、妻にガーゼをもらってそれを丸め、
口の奥の奥に突っ込んで、傷口を押さえた。
5分後にガーゼを取ると、ガーゼは血だらけ。
口の中に指を入れてみると、やはり血がべっとり。
それから2度傷口を押さえたが、血は止まらない。
心配した妻が「病院に行ったほうがいいわよ」と言った。

午後2時前後だった。
定期的に検査・診察に通っている松原の徳〇会病院に電話した。
診療時間外だったが、電話に出た女性に事情を話し、
いますぐにそちらで診てもらいたいとお願いした。
「わかりました。お気をつけてお越しください」

タクシーを呼び、徳〇会病院へ行った。
受付で「先ほど電話した〇〇ですが…」
「あ、お口の中を噛まれた…」
「そうです。すみません、よろしく」
「ではこの書類を持って、あちらの口腔外科へどうぞ」

口腔外科で少しだけ待ち、名前を呼ばれた。
「ここでお出ししている以外の薬を服用されていますか?」
…と看護師さんに聞かれたので、
「いいえ、この病院でもらっている薬だけです」
「わかりました。では、診察室にどうぞ」
やはり「なじみの病院」は、話が早い。

若くて愛想のいい医師から椅子に座るよう言われ、
口を大きく開けて、見てもらった。
血はむろんまだ止まっていない。

「ふ~む。かなり深く噛まれていますね」
自分では噛んだ時、そんな感じはしなかったけど。
「それと、ワーファリンを飲まれていますし…」と医師。
僕は心房細動(不整脈の一種)の持病があり、
それは脳梗塞を引き起こす恐れもあることから、
血液をサラサラにするワーファリンという薬を服用している。
だから、比較的血が止まりにくいのは確かだ。

しかし、これまでも口の中を噛むことはあったが、
いずれもすぐに血が止まっていたのも事実である。
だから今回もワーファリンが最大原因とは思えない。
それを医師に伝えると、
「噛んだ場所にちょうど血管があったのかも知れません」
ということも言われた。

そして「では、傷口を縫いましょう」と言われた。
げっ、縫う…? それって手術じゃないのか。

僕はこの年齢になるまで「縫った」ことなど一度もない。
生来、怖がりの僕である。
「縫うって…痛くないですか」とつい口にしてしまった。
「大丈夫です。ただ、麻酔の注射が少し痛いですけど」

…ということで、「恐怖」の治療が始まった。

看護師さんがシューっとスプレーで口の中へ何かを吹きつける。
アワアワアワ、と息を呑み、目を閉じて不安におののく僕だ。
そのうち「チクッとしますよ」と言われ、余計に体が固くなる。
そして…頬っぺたの内側に注射の針が刺さった。痛っ!

ほんの一瞬だったが、痛かったなぁ。
そのあと、医師がパチンパチンと傷口を縫って行く。
何回パチンパチンをされたのか、わからないが、
そう長い時間でもなく、痛くもなく、終了した。

頬っぺたが膨れてモコモコする感じだ。
「ブクブクしてください」と言われるまま、口を漱いだ。
ガーゼを小さく丸めたものを口に入れられ、
傷口近くの奥歯で「噛んでおいてください」
だいたい15分程度、このまま噛んでおくそうだ。

「では、あと1時間半ぐらいは何も食べないでください」
と医師は言い
「それまで、しゃべったりも、あまりしないでください」
と、付け加えた。
「はい」と言ったつもりで「ふぁーい」と僕は返事した。

念のため、化膿止めの抗生物質と、痛み止めの
2種類の薬を3日分だけ出します、ということだった。

1週間後に抜糸をするというので、
来週月曜日の10時に予約をした。


あぁ、やれやれ…
まったくもう、ドタバタの1日だった。

これから、物を食べるときは、意識して、
頬っぺたの裏を噛まないように注意しなければ。

 

 

 

 

 

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4 コメント

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Unknown (BPS)
2016-04-26 12:29:26
のんさんこんにちは。

私も最近よくほっぺたの内側を噛みます。

…太ったので(^^;

自転車乗らなきゃ。

お大事にです。
返信する
そうなんですか (のん)
2016-04-27 06:09:12
やっぱり、ほっぺたの内側を噛まれるんですね。
ほっぺたがふっくらしたら噛みやすくなるんでしょうか。

自転車でカロリー消費して体重を減らし、
ほっぺたをへこましてください

コメント、ありがとうございました。
返信する
口の中を縫う。。。 (ちひろ)
2016-04-28 18:48:15
ほっぺの内側を噛んで、縫わなくちゃいけないほどなんて!
噛んだ時にもさぞ痛かったことでしょうね…。
お大事になさってください。

私も最近口の中を縫いました。
というのが、私、親知らずが4本とも埋没しててですね、
抜くとなると、切って歯を抜いて、縫わなくてはいけないのです…。

この年になって親知らずを抜くことになるとは思いませんでしたが、埋没の上真横に生えてるのでいろいろ不具合が生じるそうで、4本とも抜くことになってしまいました。
まだ1本だけですけど…。

抜糸はたぶんすぐ終わりますよ~。
でも、お気をつけてくださいね。

またお邪魔します!
返信する
親知らず (のん)
2016-04-29 10:42:30
不思議なことに、噛んだ瞬間はさほど痛くはなかったのです。
「あ、噛んだなぁ」という感じで。いつもはもっと痛いのに。
ですからちょっと甘く見ていて、医者に行くのが遅くなりました。

ちひろさんは、親知らずが上下左右4本すべてが埋没!
しかも真横に生えているとは、大変ですね。
で、4本とも抜くことになったのですね。
抜くといっても、切って歯を抜き、縫うなんて。

僕なんかもう、思っただけで、こわ~っと思います。

抜糸はすぐ終る…ということは、痛くないのかな。
なにしろ、痛いのがイヤなんです。子ども並みですわ(笑)

ちひろさんも、あと3本、抜かなきゃならないわけで、
それも一苦労ではないですか。

まあ、とにかく、体というのはいろんなトラブルがありますね~
またお越しくださいね。
返信する

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