僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

いま話題のシンガポールのこと

2018年06月10日 | 旅行

明日12日に米朝首脳会談が行われますが、その会談場所がシンガポールなんですよね。その昔、一度だけ長男とこの国を訪れたことがあります。先月末にこのブログでタイ旅行のことについて書きましたが、シンガポールもその時に行きました。なぜ長男と2人だけの旅行だったのかというのは、前回にも書いたように次男が学校の部活のため行けなくなったからでした。 

1989年(平成元年)の8月。僕たちは香港経由でまずマレーシアに入り、首都クアラルンプールを観光したあと、マレー半島を縦断するマレー鉄道に乗り、終点のジョホールバルまで行きました。ジョホールバルと言えば「あ、あれか!」と思い出す方も多いでしょう。1998年。サッカー・フランスW杯のアジア最終代表決定戦で、日本が岡野の劇的ゴールでW杯初出場を決めた歴史的勝利の場所が、このジョホールバルでした。その4年前の「ドーハの悲劇」になぞらえて「ジョホールバルの歓喜」という言葉も生まれました。でも、僕たちが行った時は、まさか9年後、ここがそんな有名な場所になるとは、もちろん夢にも思っていませんでしたけど。

ジョホールバルはマレーシアの最南端の街で、海を挟んですぐ向こうにシンガポールが見えます。この地図をご覧ください。今回の米朝首脳会談に関して、昨日の新聞に載っていた地図です。

  

地図の右側。マレーシアの一番下にシンガポールがあります。が、陸続きではなく、シンガポールは島国ですよね。面積は淡路島とほとんど変わらないようです。つまり、マレー半島の先っぽにジョホールバルがあり、その向こうにシンガポールがあるということです。

 

 
マレーシアのジョホールバルから撮影。
海の向こうにシンガポールのビル街が見える。


僕たちは現地案内人の車でジョホールバルから橋を渡ってシンガポールに入りました。国境を越えたという雰囲気はあまりなかったのですが、シンガポールの街に少し足を踏み入れただけで、マレーシアとずいぶん違うなぁ、と思いました。とにかく島全体が観光地化していて、どこへ行っても観光客だらけ。

シンガポールのシンボルであるマーライオンやその近くのチャイナタウン、寺院など、いろんなところへ案内してもらったけれど、日本人をはじめとする観光客の大群の中に入っているだけで疲れてしまう感じだった。

また、寺院の中では、首に大きなニシキヘビを巻き付けて写真を撮ってもらうのが名物らしく、案内人も僕や長男に写真を撮れ撮れと勧めるのだけれど、そんな気持ちの悪いことは絶対にイヤなので、固く断りました。なんで高いお金を払ってヘビを首に巻いて写真撮らなアカンねん! 


 
寺院の中のヘビ使い。ニシキヘビを首に巻き付けて、
写真を撮らせ、金を取る。あぁ、気持ちワル。

そしてヘビの次はワニ園に案内され、生きたワニがウヨウヨといる風景にまた気分が悪くなる始末。そのあと、すぐ横の土産物店に強制的に連れていかれ、そこでもワニ細工の品物などをお土産に勧められた次第です。トホホ。 


 
  ワニ園。ワニがウヨウヨ。 


 
それを覗き込む長男(当時17歳)。 

まぁ、しかし、観光客の多すぎるのには閉口しましたが、街自体は高層ビルも多くて活気に満ちているし、海や小島を望む景色は南の島らしくとても美しい。これは文句のないところです。やはり多くの観光客が押し寄せるのは、それなりに魅力がある証拠なんでしょうね。

さて、そこで今回の首脳会談が行われるセントーサ島なのですが。

その当時、その島へ行ったのか、あるいは見たのか、どうか? 
30年近く前のことだから、覚えてませんわ。

そこで、今はニュースでしきりに「セントーサ島」が話題になっているので、僕はまた古いアルバムを引っ張り出してシンガポール旅行の写真を久しぶりに見直しました。すると、1枚の写真が見つかりました。その写真の横に、僕の字で「セントーサ島」と書かれていたのです。展望レストランで食事をしたとき、そのベランダから向こうに見えた島がそうだったのです。


 
 海の向こうに美しい島が見えていた。
これが米朝首脳会談が行われるセントーサ島でした。

歴史的な会談の場所として、今、世界中の注目を浴びていますが、もちろん、当時はどういう島なのかわからずに写真に撮ったのですけどね。 

では最後に、シンガポールのシンボルであるマーライオンについてひと言。 

マーライオンは思っていたよりも小さくてチャチだったので、それにも驚きました。後に知ったことですが「世界3大がっかり観光地」というのがあって、その中にこのマーライオンも入っていました。それだけ「がっかり度」が高いわけね。 

ちなみに、「世界3大がっかり観光地」というのは、マーライオンのほか、デンマーク・コペンハーゲンの人魚姫像、ベルギー・ブリュッセルの小便小僧の像ということだそうです。誰が決めたのかは知りませんが、僕はほかの2つは見たことないので何とも言えません。でも、このマーライオンに関しては「がっかり観光地」として太鼓判を押しますわ(笑)。


  
マーライオンを背景に写真を撮ってもらいましたが、
小さくてわかりにくいですね~

 

 ~おまけ~

シンガポールの街をバックに恰好つけてる写真です

  

 

 

 

 

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2 コメント

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らーまいおん (yukari)
2018-06-11 20:43:55
毎日、ニュースでシンガポールの話題ですねえ。
私も23くらいの時に、社員旅行でシンガポールにいきました~。
しかし、ほんと記憶もだんだん薄れていますわ。
友達が、マーライオンをらーまいおん、らーまいおん、と言うてたのを思いだしましたわw
確かに、思っていた迫力はまったくなかったですw
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ナンマイダー (のん)
2018-06-12 09:02:55
会社からシンガポールとはまた豪勢な社員旅行!
旅の記憶も薄れてくるのでやっぱり写真が貴重ですね。
写真を見ればその時のことがよみがえってきますもんね。

「らーまいおん」って面白いですね~
こういう「言いまつがい」には思わず吹き出します。
そういえば、あるお年寄りが、マイナンバーのことを、
ナンマイダーと言うてはりましたわ。 ふぎょぎょ!
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