僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

かつての中国人のマナーの話ですが

2024年02月10日 | 旅行

中国には「春節」というのがあって、「旧正月」のようなもので、時期は今の2月。その時期に入った最近、中国には海外へ旅行する人たちが何十億人もいるということで、日本へも大挙して押し寄せるので、日本人観光客がこの時期は旅行を避けるという現象も出ているそうです。

中国人といえば、マナーに関して強烈な印象が残っています。

ただ、これは1990年代の話なので今とは違うと思いますが、当時、北京へ旅行した時、それはそれはビックリの連続でした。マナーというか生活習慣が、あまりに日本と違い過ぎたのです。

公衆トイレでは「個室」を開けたまま、しゃがんで用を足している男性が何人もいた(一応、向こうの「個室」は、顏がこちら向きですが)。男子だけでなく、女子トイレでも開けたまましている人が何人もいた、と妻が驚いていました。

道を歩く人は所かまわず「カァッ~ペッ」と、タンを吐いてまわっている。
その「カァッ~ペッ」の音が実に大きいのです。
また、街を歩いているとあちこちで母親が、所かわまず子供におしっこをさせている。
僕がペットボトルに入った水を飲み終えると、そこへすかさず男が寄って来て、そのボトルをくれ、と言って持って行った。などなど

バス停では、大勢の客たちが列を作らず押し合っている。見ているだけで怖い。バスが来たら、われ先にと乗車口にドド~っと殺到する。ますます怖い。一方バスの方も、客がまだ全部乗っていないのに途中でドアを閉めて発車する。見るとドアに挟まれながら、バスにしがみついている人たちもいる。ホントに、ホントに怖い。

また、
ある書店で本を買った時は、レジの女からお釣りをチャリンと投げて返された。
普通、お釣りのコインをお客さんに投げますかね~

さらに、
あるレストランへ入った時は、ウエイトレスが僕らが座っているテーブルに、背後からお手拭きをポイポイと投げて行きました(投げるかぁ?)。

まぁ、それから30年ほど経っているので、今はずいぶん変わっていると思うし、日本へ来てもそんなマナーは悪くはないと思うけれど、この春節を迎えて、また日本へ多数の中国人観光客が来るだろうから、日本人観光客も春節の時期は出控え、それが終わって「中国人大移動」が一段落してから国内旅行に出ようという人たちが増えている、とテレビのニュースで言っていました。

そんなことで、中国といえば、その旅行の時のビックリ体験のことを思い出し、このブログにも何度か書いています(古い情報ですみませんけど)。

では、最後にこんなエピソードを。

  

これは中国にある楊貴妃の上半身裸の像です。
いつか、台に乗り、
体をさわりまくる観光客たちの映像が、
ニュースで映し出されていたのを見たことがあります。
なんだかねぇ。

 

  

「あたしのところには来ないでよ」と、
パリの「ミロのビーナス」も心配している?

 

 

 

 

 

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