僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

倉吉から「はわい温泉」へ

2016年08月01日 | 旅行

昨日、東京都知事選で、小池百合子さんが当選しましたね。
東京都では初の女性知事ということで意義深い結果でした。
世界に誇れる日本の首都の知事として、活躍を期待します。

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さて…
夏休みを利用し、2泊3日で鳥取県へ家族旅行に行った。

去年の夏休みは、計画していた2つの旅行が、
2つとも自然災害で中止になった苦い思い出がある。

ひとつは7月の和歌山県の白浜への旅行だったが、
列車の線路が、土砂崩れで運行不能になったので、
やむなく大阪市内で外国人だらけのホテルに泊まり、
プラネタリウムを見たり、大阪めぐりをしたりした。

そして翌8月の下旬、今度は石垣島へ行くはずだったが、
これがまた、大型台風の襲来で行けなくなってしまった。
代わりに海水浴場のある和歌山県の加太へ2泊で行った。


そんなことで、去年はとんだ災難であったが…
今年の夏休み前半の鳥取旅行は、天気に恵まれ、ホッとした。
(前日、お隣の島根県で起きた地震にはヒヤッとしたが…)

初日は、大阪駅から「特急スーパーはくと」に乗って、
鳥取経由で終点の倉吉駅まで3時間、列車に揺られた。


さて、予約したホテルは「はわい温泉」である。
つまり僕らは「ハワイ」に行って来たのです。へへっ。

旅行前に、モミィに、
「学校の友だちに『ハワイへ行くねん』と言ってやれば?」
と冗談交じりに言ったら、
「ほんまにハワイへ行くと思われたら、嘘つきになるやん」
と、きっぱりと拒否されてしまった(笑)。


はわい温泉は、昔は別の温泉名だったけれど、
羽合町という地名があったので、約40年前に
「ハワイ温泉」という名称に変更したという。
しかし「ハワイ」ではあまりにも紛らわしいということで、
約20年前に「はわい温泉」という、平仮名の名称に変わった。


さて、この「はわい温泉」は、倉吉駅が最寄の駅となる。
倉吉と言えば、岡山県の倉敷と間違えそうだけど、
白壁土蔵群などがあり、趣のある町のようである。

僕たちは、昼頃に倉吉駅に着き、昼食を摂って、少しだけ
そういう町歩きをしたかったけれど、とても暑かったのと、
元々乗り物にあまり強くないモミィが疲れ気味だったので、
エアコンの効いた倉吉駅のお土産物屋さんなどをうろつき、
その後、宿泊ホテルである「千年亭」の送迎バスに乗った。


この「千年亭」というホテルには、2泊した。
東郷湖畔に立つホテルは部屋からの眺望もよく、
ゆったりとした雰囲気が漂い、サービスも手厚くて、
食べ物も、カニやお造り、肉類など全てが美味しかった。

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倉吉駅の北側には、「お倉」と「お吉」の銅像がありました。

真ん中の石版に「打吹童子の昔ばなし」というのが彫られています。
どういう話かと言うと…

 昔、ある狩人が水浴びをしている天女の羽衣を見つけ、
その美しい天女を妻にしようと羽衣を隠してしまった。
天女は泣く泣く狩人の妻となり、やがて2人の娘
『お倉とお吉』が生まれた。しかし…
天女はどうしても天の事が忘れられない。
とうとう娘たちから羽衣の隠し場所を聞き出し、
天女はひとりで、空高く天へと帰ってしまった。
残されたお倉とお吉は、母を呼び戻そうと近くの山へ登り
笛や太鼓を鳴らしたが、ついに呼び戻すことはできなかった…。 

これが、倉吉の地名の由縁なんだそうです。


倉吉駅の南側には、「因幡の白うさぎ」の像がありました。

 

 

ホテルの送迎バスの窓から撮りました。
ほとんど車も走っておらず、のどかな光景です。
電柱には「はわい温泉」の標識が出ていました。

  

 

ホテル「千年亭」の部屋。

 

 

その部屋の窓から見た東郷池の風景。
江戸時代の後期に、この池の底から、
湯が自然湧出しているのを、漁民が
見つけた…と伝えられています。
この向こう側に「はわい海水浴場」があります。

 

 

夕食は、なかなか豪勢でした。
モミィも大人と同じ料理でしたが、
ほとんど平らげていました。よく食べますわ(笑)

 

 

明日は「はわい海水浴場」へ行く予定である。
タクシーで15分ぐらいのところにあるそうだ。

モミィは大いに楽しみにしている。

しかし僕は「暑くてバテそうやなぁ」
と、大いに尻込みをしている。

 

 

 

 

 

コメント (2)
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