「はわい温泉」のホテル「千年亭」で2泊して、旅行も3日目。
比較的のんびりした旅だったけれど、やはりそれなりに疲れる。
今日が最終日で、夜には帰宅できると思うと、少しホッとする。
ホテルから送迎バスで倉吉駅まで送ってもらったが、
マイクロバスに乗ったのは、僕たち3人だけだった。
そして倉吉発の「特急スーパーはくと」に乗って、
30分ほどで鳥取駅に着いた。列車はガラ空きだった。
で、本日のハイライトは鳥取砂丘である。
いつだったか、長男がまだ独身だった頃、
長男の車で、妻と3人で鳥取砂丘へ来たことがある。
しかしJRで来るのは初めてなので、位置関係がわからない。
鳥取駅の改札を出ると「観光案内所」があったので、
そこで砂丘への行き方を聞き、ついでにリフト乗り場も聞いた。
教えてもらった0番線のバス停へ行き、
鳥取砂丘行きのバスが来たので、それに乗り込んだ。
バスは約1時間に1本しかないので、かなり混んでいた。
バスの終点は砂丘のすぐ入り口だったけれど、
僕らはリフトに乗りたかったので、手前のバス停で降りた。
観光案内所で教えてもらった「砂丘センター」というバス停だ。
http://www.sakyu-daisen.jp/sakyu/lift/index.html
鳥取駅からここまで、約20分程度である。
ここに砂丘へのリフトの乗り場がある。
砂丘センターには大きなお土産屋さんがあり、
その奥に食堂があったので、そこでお昼ご飯を食べた。
窓際のテーブルで、ガラス越しに砂丘を展望しながらの昼食だ。
砂丘センターからリフト乗り場が見える。
そして、リフトに乗った。
「3人一緒に乗れますか?」と係員に尋ねると、
「1台お2人までです」との返事。 ついでに、
「リュックは外して横に置いてください」と言われた。
僕が先に1人で乗り、妻とモミィが次のリフトに乗った。
リフトに乗りながら、後ろを向いて2人の写真を撮る。
「危ないこと、やめてよ」と妻が不安げに声を上げる。
リフトが砂丘に向かって下りて行く。
リフトの途中で、砂丘前のターミナルが見えた。
あのままバスに乗っていれば、ここへ着くのだろう。
リフトから、砂丘に降りた。
観光客の数は思ったほどでもない。
「ポケモンGO」の「解放区」として、
鳥取県知事が宣伝しているのがテレビで写っていたが、
見渡したところ、スマホを見ながら歩いている姿もない。
まあ、わざわざ遠方からそのために砂丘に来る人って、
そう多くはいないだろうし、下は柔らかい砂地である。
よそ見して歩いていると、砂にめり込んでひっくり返るかも知れないし。
しかし、砂漠を知らない僕らなどにとっては、
鳥取砂丘の広大な風景は、やはり素晴しい。
モミィも、始めてみる光景に目を細めていた。
そのモミィは、ラクダの姿が目に止まると、
「あ、ラクダや。あれに乗りた~い」と叫ぶ。
そこで「遊覧ラクダ乗り場」へ行き、
モミィは、生まれて初めてラクダに乗ることになった。
僕は昔、息子たちがまだ小学生だった頃、
宮崎県の「子供の国」で、一度だけラクダに乗ったことがある。
乗り心地がどんなだったかは、もう忘れてしまったが、
モミィはうれしそうに、ラクダに、またがった。
そこへ、ス~ッと写真屋が来て、
「ご家族で記念撮影しま~す」
と手にしていたカメラを構えた。
撮影が終わり、モミィはラクダに乗って、
その辺をぐるっと回ってもらっていた。
そのあと、しばらく砂丘を散策して、
バスターミナルの方へ降りて行った。
暑いので、エアコンの効いた土産物店に入った。
そこに、先ほどの記念写真の受け取り場所があったので、
引換券を見せて、僕たち3人が写っている写真を購入した。
「必ずしもご購入されなくても結構ですよ」
と、店の人は言ったが、もう出来てしまっている写真を
「いりません」と断ったら、その写真はどう処分されるのか?
そう思ったら、1,100円だったけれど、
買わないわけにはいきませんよね~
これがその写真です。
砂丘からまたバスに揺られて鳥取駅に戻り、
駅前にある大丸百貨店の地下でそれぞれお弁当を買った。
午後4時54分発「スーパーはくと」に乗り、
車内でお弁当をつまみながら缶チューハイを飲み、
「やれやれ。無事に終ったぞ~」と安堵のため息…。
大阪駅に午後7時31分に到着し、
そこから環状線天王寺経由で近鉄電車に乗り、
藤井寺駅に到着。わが家にたどり着いたのは9時前だった。
お風呂の前に体重計に乗ったら、
あぁ、2キロも体重が増えていた!
明らかに、食べ過ぎ、飲み過ぎでしたね~
旅行から帰って今日で6日目ですが、
ジムで水泳やトレーニング量を増やし、
その一方で、飲食の量を抑えたところ、
今朝の時点で、2キロ減っていました。
旅行も無事に終わり、
体重も無事に元に戻り、
まずは、めでたいことでした(笑)。