いやまぁ、うれしかったです。きょう、大相撲初場所の千秋楽。
大関・琴奨菊が豪栄道に勝ち、14勝1敗で初優勝を飾りました。
ご存知のとおり、日本人力士が優勝するのは実に10年ぶりでした。
ちなみに僕は、大阪府出身の豪栄道のファンですが、
今日だけは「琴奨菊がんばれ~」とTVに向かって叫んでいました。
何しろ10年ぶりですよ、10年ぶり。
そんな長い期間、日本人力士の優勝はなかったわけで…
2006年初場所の栃東以来、というんですからね~。
何が国技なんだ…と愚痴のひとつも言いたくなりますわ。
無敵の強さを誇った白鵬がやや衰えてきたと思ったら、
またモンゴルから照ノ富士みたいな強いのが出てきて…
もう自分が生きている間は日本人力士の優勝はないのか、
と思っていた時に、よくまぁ、日本人力士が優勝してくれたことだ。
本当に琴奨菊はよくやってくれました。
土俵下のインタビューでは、笑顔と涙目がとてもよかった。
毎回モンゴル勢ばかりのインタビューに飽き飽きしていたが、
久しぶりに胸が熱くなるようなインタビューを聞きました。
やはり大相撲は、日本人力士が活躍しなければ面白くありませんね。
ところで、これまで日本に帰化した外国人力士は数多くいますが、
大相撲では、日本国籍になっても慣例上「外国人力士」とされていました。
で、僕は「日本人力士が10年ぶりに優勝」と書くわけですが、
マスコミなどでもず~っと「日本人力士」と言っていたのに、
なぜか最近になって新聞・TVなどでは「日本人力士」と言わず、
「日本出身の力士」という呼び方に変えています。けったいやなぁ。
「日本人力士」とか「外国人力士」とか呼ぶのが不都合なのだろうか。
今回の琴奨菊の優勝も、NHKの放送の中で、
「日本出身の力士として10年ぶり」と言っていましたものね。
しかし「日本出身の力士」…ってねぇ。なに、それ?
宮城県出身とか愛知県出身とか福岡県出身とかは言うけど、
ここは日本なのに「日本出身」って、普通は言わないでしょう。
何となく変な感じですが、…う~ん、まあ、いいか。
日本人力士の10年ぶりの優勝に改めて拍手を送ります。
ぱちぱちぱちぱち
それにしても白鵬はどうしたんでしょうね。
昨日、今日と、あまりにモロい負け方でしたが。
次は3月に大阪で行われる春場所です。
今度は地元となる豪栄道に、ぜひ優勝してもらいたいですね。
*今日はモミィの英検の日でした。
次回は、それについて書きます。