何ですか、あのドローン少年というのは…?
むかしフランスにアラン・ドローンという俳優がいましたが…
あ、あれはアラン・ドロンか(なんだ、それ?)。
2週間ほど前に長野市の善光寺でドローンを飛ばした。
もう少しで大勢いた見物客の中へ落ちるところだった。
きわめて危険な行為である。当然、警察から注意された。
が、その後も懲りずにあちこちでドローンを飛ばしたり、
飛ばそうとしたりして警察から再三の注意を受けてきた。
ドローンを飛ばす直前、警察から職務質問されたときには、
「これは任意ですか、強制ですか。誰に迷惑をかけたんですか」
…などと小生意気なことを口走り、それを動画サイトで生中継している。
この少年はドローンを飛ばすこと自体より、
それをネット配信して目立ちたいというのが目的のようだ。
それと、アクセス数が増えるとお金が沢山もらえるので、
やることがどんどんエスカレートした…とも言われている。
そのドローン少年が「威力業務妨害」容疑でついに逮捕された。
当然…というか、むしろ遅すぎたと言いたいほどである。
明らかに事故を起こしそうなことを未然に防ぐのも警察の使命である。
15歳の少年だからといって、甘やかしては世の中のためにならない。
それを見逃していたら、今後、本人はもとより、
それを真似する人間も次々と出てくるに違いない。
この15歳は「生きがいはインターネットだけ」だそうである。
他に楽しみがない…というのも寂しすぎる話だけど、
それだけネットは人を夢中にさせるとも言えますね。
「ネットってアホのたまり場みたいなところがあるよね」
と、今朝のニュース番組で、某解説者が言っていた。
ある意味、的を射た意見でしょう。僕もそう思います。
もう一つ、新聞を見て驚いたのは、「2チャンネル」で、
佳子さまを襲うという内容の書き込みをした男が逮捕されたことだ。
佳子さまが通うICUに仲間がいるので、そいつらと組んで襲う…
…というような書き込みをしていた。
韓国人に襲わせる…という意味の文もあった。
容疑者は無職の43歳の男である。43歳…。
43歳にもなって、何でこういうことをするのかなぁ…と思いますね。
「ネットを盛り上げようと思ってやった。悪ふざけだった」
と本人は供述しているそうだが、悪ふざけではなく、脅迫だろ。
近所の人によると、1日中家にこもっていたそうだ。
ずっとネットに没頭していたのだろうと思われる。
これまた15歳の少年同様、ネット依存症?
ネットも使いようで恐ろしい武器になるということは、
これまでもさんざん言われてきたことだけれど、
こんなニュースが流れると、改めてそう思う。
言うまでもないことですが、ネットは楽しく活用しましょう。
たとえば、この僕みたいに。
(自分で自分をホメてどうすんねん)