僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

僕の海外旅行歴 2

2013年09月11日 | 旅行


東京オリンピックを巡るテレビ局の喧騒はなかなか一段落しないが(この間女子アナが「ひとだんらく」と言っていた。誤用ではないが聞きづらい。やはりアナウンサーなんだから「いちだんらく」と言ってほしいなぁ)、見ているほうは、いつまでも同じ映像ばかり見せられたり、同じような話や、逆に2020年五輪展望…みたいな気の早すぎる話などを聞かされたりしているうちに、そろそろ飽きてきた感がある。間に2016年リオ五輪があるのを、忘れているんじゃないの?


このブログでも2日連続で取り上げましたが、元の静けさ(笑)に戻します。


この前の続きです。21世紀が始まった2001年にスペイン旅行をしたあと…


2003年 ハワイ(マウイ島、オアフ島)。あるクイズでハワイ旅行が当たった。旅行社に勧められ、追加料金を払い「ぜいたくコース」にしたら、マウイ島のホテルの部屋はスペシャルフロアにあり、エレベーターでは鍵を差し込んでその階で降りるシステム。出入り自由で食べ放題・飲み放題のレストランもあり、リッチな気分に浸れた。海よりホテルのプールが素敵だった。日本語が通じにくく、日本人観光客はほとんど見なかった。そのあと行ったオアフ島ではどこでも日本語OKだったのに…


2003年 グアム。ハワイが面白かったので、2ヵ月後にグアムにも行った。ここはもう日本の街と変わらないほど日本人ばかりである。どこへ行っても日本人だらけ。ただ、ある晩、「大漁」という日本語の看板がかかった回転寿司屋へ行ったら、その店の客は外国人ばかりで、日本人は僕たち夫婦一組だけだった。


2004年 ラスベガス、サンフランシスコ。妻が以前からラスベガスに行きたがっていた。別にギャンブルに興じたわけでもないが、街の雰囲気が何とも言えないほど素晴らしい。歩いているだけで楽しい。ショーもよかったなぁ(うふふ)。そこから小型飛行機でグランドキャニオンにも行った。「壮大無比」とはこういう光景を指すのだろう。ぎゃふん、と言うしかなかった。サンフランシスコ近郊のヨセミテ渓谷も味わいがあった。ゴールデンブリッジもよかった。ただ帰国するとき、飛行機にトラブルが発生し、途中でサンフランシスコ空港へ引き返すハプニングがあって、ヒヤリ。


2005年 フィレンツェ。フランクフルトで乗り換えてフィレンツェ行きの飛行機に乗った。夜、フィレンツェに着き、タクシーの運ちゃんに「フィレンツェ駅前のホテルへ行って~」と言うと、運ちゃんは目を丸くして「お客さん、ここはボローニャですぜ」と言われコケかけた。濃霧のためフィレンツェ空港には着陸できずボローニャ空港に降りたということがわかり、てんやわんや。新幹線に乗ってボローニャからフィレンツェに行くのも一苦労だったが、何とかカタコトでイタリア語がしゃべれたので無事その日のうちにフィレンツェのホテルにたどり着けた。 <追伸>列車で行ったピサの斜塔も思い出深いです。


2006年 グアム。長男夫婦といっしょに行ったのだが、生後4ヶ月のモミィも連れて行った。4ヶ月児のくせに一人前にパスポートがいるのだ(笑)。むろんそんなことは何も知らなかったモミィだが、物心ついた頃、グアムでベビーカーに乗っている写真を当人に見せると「ふ~ん、私はグアムに行ったことあるんや。また連れて行ってね。でも次はハワイがいいなぁ」なんて言っている。「次」って…前のこと、覚えてるんかいな!


2006年 ラスベガス。妻のすぐ上の姉が海外旅行未経験で、「今度は私も一緒に連れて行って」ということで、妻の好きだったラスベガスを再び訪れた。今回はサンフランシスコもグランドキャニオンもなく、ラスベガス1本だった。この時点からアルゼンチンまでの5回の旅行は、すべて僕たち夫婦と姉との3人旅となる。ラスベガスはやはり何度行ってもいい街だ。自由の女神も、エッフェル塔も、凱旋門も、ピラミッドも、スフィンクスもあり、それを眺めながら街を歩くのが楽しい。


2008年 ハワイ(オアフ島)。姉の希望で、2度目のハワイへ。今回はオアフ島のみ。前回も登ったダイアモンドヘッドへまた登ったが、ここから見渡すワイキキの浜辺の風景はやはり絵に描いたように美しい。バスに乗ったり歩いたりして、あちらこちらと大型店舗やレストランや街頭ショーなどを楽しんだ。しかし数ヶ月前に僕には耳鳴りが発生していて、実はこの旅行中、何度か気分が悪くなり、一人でホテルの部屋で横になっていたことも多かった。


2008年 パリ。次はどこがいいですか?」と姉に聞いても「どこでも…」と言うので、じゃ、花のパリを、ということで僕にとっては4回目、妻にとっては3回目となるパリ旅行に姉を誘った。ブログで知り合った女性の方が以前パリに住んでおられ、その方が勧めてくれたいくつかのレストランを、地図を見ながら訪ね歩いたのが懐かしい。そして、一度行きたかったモンサンミシェルへ、日帰りツアーに申し込んで行くことができたのが、この旅の最大のハイライトだった。


2009年 カナダ(ナイアガラ、トロント)。初めてカナダへ行った。ナイアガラの滝が目の前に見えるホテルに満足。しかし行ったのが2月で、あたり一面雪景色。その雪を掻き分けながら、ナイアガラの滝の前に立った。現地の案内人が、ナイアガラの滝がほとばしる滝壺の中に連れて行ってくれ、滝の裏側からながめた景色はこれまた絶景だった。僕はちょうど還暦となる60歳の誕生日を、ナイアガラの滝を見てぶるぶる震えながら迎えたのだった。そのあと、カナダ最大の都市トロントへ行ったけれど、ここも雪、雪、雪だったことが一番印象に強く残っている。


2009年 ブエノスアイレス。姉と一緒に行く5回目の旅行で実現したアルゼンチン旅行。姉の子であるヒロユキが、もう10年以上も前からここに住み、現地のレストランでシェフをしている。彼を訪ねて地球の裏へ…。「息子をたずねて3千里」とでもいうべきか(そういえば、マルコもアルゼンチンをめざしたんだ)、母と子の10数年ぶりの対面が実現した。ヒロユキにはソルちゃんという一緒に暮らす若くて可愛い女性がいた。これがきっかけとなり、翌年から、ヒロユキは毎年3月に休暇をもらってソルちゃんを連れて大阪へ来るようになった。今年で4度目になる。その都度、僕らも呼んでもらってみんなで歓談するのが恒例になった。ところで、この旅行では、ブラジルとの国境にあるイグアスの滝にも行った。ナイアガラより雄大で、そのすさまじい迫力に圧倒された。


…ということで、前回と合わせて過去20回の海外旅行を駆け足で振り返ってみました。


ひとつの旅が終わると、写真とは別に、旅の記録を冊子にして残しています。編集ソフトを使い、写真と文章をまぜて旅日記をこしらえるのです。たまたま市役所で広報紙を作る仕事をしていたので、こういう技術は身についていました。旅行に関してはこれを見るとよくわかるので、結構重宝しています。

 

 
 本棚にこんなふうに旅行記のファイルが並んでいます。


 

 
  中はこんな感じです。これはスペイン旅行の1ページです。
 

 

 

 

 

 

コメント (3)
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