僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

ダンス・ダンス・ダンス

2013年09月20日 | 日常のいろいろなこと


「ダンス・ダンス ・ダンス」…といっても、村上春樹の小説のことではありません。“ほんまもん”のダンスのお話です。いきなり余談で恐縮ですが、春樹さんのこの小説は、ダンスとは全く関係なく、タイトルは、アメリカのバンド、ザ・ビーチ・ボーイズの「ダンス・ダンス ・ダンス」から取ったものですよね。あのベストセラーになった「ノルウェイの森」のタイトルも、ザ・ビートルズの曲名から取ったのと同じように…。


さて本題ですが…。先日、市民会館の大ホールで「市民カーニバル」という催しがあり、モミィの所属するダンスクラブも参加しました。今はダンスのブームなのか、市内にもいくつかの子どもダンスクラブが存在しますが、その中ではモミィのクラブが生徒たちの数が一番多いようです。何年か前に、たまたま我が家から歩いて数分のところに出来たので、運動神経がイマイチ良くないモミィをその道場で修業させることにしたわけです(笑)


この「市民カーニバル」には、ダンスをはじめ歌声サークルの合唱や楽器の演奏、空手教室の技の披露、フラダンスなど、年配の方から幼児まで、市内のさまざまなグループが参加して、市民会館で開催されたものですが、去年まで小ホールで行われていたのが、観客がどんどん増えてきたので今年からは大ホールで行われるようになりました。広いホールですが、ほぼ満席に近い状態でした。


プログラムを見ると、ダンスが一番多かったですし、やはり、身びいきではありませんが、見ていて最も楽しいのはダンスでしたね。


 

 

   小さな子どもたちから…

 


  

   中学生たちまで… ダンスは見ていてホント楽しい。

 

  
  これはモミィ(左から2人目)が出たグループです。

 


…とは言っても、他にも見ごたえのあるものが多くありました。カワラやバットを気合もろとも真っ二つに叩き割る空手、ジャズ風にノリノリで演奏する大正琴、スマップの「世界に一つだけの花」を演奏して会場を盛り上げたオヤジバンドなどには、十分楽しませてもらいました。

 

 
 大正琴、というので辛気臭いのかなと思ったら、ノリノリでした。

 

 
 野球のバットを足でバシッと折る女性。迫力満点!

 


…ということで、このブログをここで終わればいいのですが、どうしてもひとつだけ付け加えたいことがあります。でも、またこんなことを書くと嫌われるんじゃないかなぁ、と思ってちょっとためらっているのですが、まあいいや…と思い直して書くことにします。僕は根が正直なもので(笑)。


実はフラダンスの舞台を見た時の話です。(そういえば、村上春樹の「ダンス・ダンス・ダンス」もハワイでの話だったなぁ。…関係ないか)。大勢のご年配の女性たちが登場し、カラフルな衣装を身にまとい、ゆったり、優雅にステップを踏んだり両腕をひらひらとさせたりと、日頃のフラダンスの練習の成果を舞台で披露されたのですが…


笑顔を見せて踊る人はほとんどなく、なぜか皆さん、申し合わせたように無表情でゆらゆらと揺れているだけ…という感じ。フラダンスは、ハワイの海や風、花など美しい自然を、身振り手振りで表現した奥の深い踊りである…と言われており、僕にはその奥深さがわからなかったのかも知れませんが、この舞台は、正直言って一番退屈しました。他のグループにはビンビン感じられた観客へのアピールが、ここではほとんど感じられなかった。せめて笑顔があればなぁ、と思いましたが、まぁ照れ臭いのかも…。


多少濃いめのお化粧を施し、お気に入りのドレスを着て踊ることを「自分たちで楽しむ」のはとても素晴らしいのですが、いざそれを「人に見せる」となると話はまた別で、舞台の上で、すまし顔で淡々と踊るだけでは、観客の心に届かないのでは…というのがその時に僕が持った感想です。


映画「フラガール」も感動的でしたし、本場のハワイで見たフラダンスにもウキウキさせられたし…。決してフラダンスそのものが退屈だと言っているのではありません。ただ、この時に見て感じたことをそのまま書きました。なにせ根が正直なものですから(もう、ええわ!)。ど~も、失礼しました!

 

 

 

 

コメント
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