僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

東京五輪の今と昔

2013年09月09日 | スポーツの話題


「2020年五輪、東京に決定!」のニュースが列島を駆け巡っているが、東京の「勝因」として、さまざまな話が乱れ飛んでいる。


まず、東京の最大のライバルだったはずのマドリードだけれど、結果は最下位であっけなく落選した。お膝元のヨーロッパのIOC委員たちがあまりマドリードを支持しなかったようなのだが、それには理由があって…


その次の夏季五輪(2024年)にパリが立候補しようとしていること。2022年の冬季五輪にミュンヘンが立候補しようとしていること。及び、次期IOC会長の有力候補がバッハというドイツ人であること…。つまり、あれもこれもヨーロッパが取ろうとしているわけである。もし今回マドリードが五輪開催地に決定すると、次の開催地が同じヨーロッパのパリになるはずがなく、またミュンヘンの冬季五輪さえ危うくなり、さらにIOC会長がヨーロッパ(ドイツ)人というのも、「なんでヨーロッパばかりなのだ」という内外からの批判が出て他の地域から選ばれる…という可能性も高まる。それやこれやでヨーロッパの委員たちが躊躇し、有力だったマドリードに投票しなかった人がかなりいた…と言われているのである。


東京が誘致に成功した理由についても、誘致本部がこれまでにないほどヤル気を出しプレゼンテーションを熱心に展開して国民の支持率を上げ、IOC委員にもその思いが届き、さらに安倍総理や皇室の方も今回のIOC総会に出席する意気込みを見せたことが大きい…など、いろんなことを言う人がいたが、細かい話はもう忘れてしまった。


ただ、面白かったのは、49年前の東京五輪招致に成功したときの総理が、安倍現総理の祖父にあたる岸信介総理の時だったという話には、思わず笑ってしまった。でも、案外そういうものが“勝利の女神様”の心をくすぐり、「じゃぁ、孫の顔も立てて東京にしてあげようか」と思われたのかも知れませんね。


ところでこの決定で、また49年前の東京五輪のことが頻繁に話題に上り始めている。テレビでもニュースキャスターらが「東京五輪の時はまだ生まれていませんでしたね」とか「5歳だったから何も覚えていません」とか「小6でしたが、鮮明に覚えていますよ」などと言ったりしている。それにしてもニュースで何度も「56年ぶりに東京で開催!」と繰り返し言われると、何だか、今から56年前に東京五輪があったのかな~、と錯覚を起こしてしまう。むろん、2020年からみて56年前なんだけれども、あまり「56年ぶり」ばかり強調されると、自分の年齢がわからなくなってしまうのだ(笑)。


ところで49年前の東京五輪の時は、僕は15歳だった。そして2020年の東京五輪の時は、モミィが15歳である。これも何かの縁なのかも知れませんね~。

 
いずれにしても、“7年後”に大きな楽しみが出来たことは何よりです。


 

 

 

コメント (4)
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