体調がイマイチ良くない日が続いていた。
気がつけば1週間以上、このブログを更新していなかった。
あまり長期間放置すると、書こうという気分が失せてしまい、
思考回路も鈍ってきて、何を書いていいのかわからなくなる。
思えば、2005年の7月に、初めてブログをスタートさせた。
その時からちょうど7年の歳月が経った。
何度かブログの引越しをしたが、今のブログにして4年半。
これまでのどのブログよりも長く続いている。
時々こういうスランプがあるけれど、頑張って…じゃなくて、
あまり頑張らずに、コツコツと続けて行くことを心がけよう。
ところで、その体調の話ですけど…
団塊の世代は「自分はまだ若い」と思い込んでいるぶん、
老いの兆しを察知すると激しくうろたえ、気に病む…
…と、何かの本に書かれていた。
まあ、団塊の世代に限らないだろうけど、
還暦を過ぎると誰でも体の衰えを感じるのが普通だよね。
(中にはスーパーマンみたいな人もいるけれど…)
そこで激しくうろたえたり気に病んだりしてはいけないのだ、
…ということを、上の文章は教えてくれているのだと思いたい。
今、こうしてパソコンを打っていても、左肩から腕、手指がしびれている。
前回のブログに書いたように、頚椎のヘルニアだかなんだかが原因である。
僕は昔から体力には自信があり、同世代の皆から羨ましがられたものだ。
そういう自分だから今の状態をスムーズに受け入れることがむずかしい。
心房細動(不整脈)、耳鳴り、腰痛に今度は頚椎ヘルニア…。
加えて2日前の定期の採血検査では、肝臓の数値が高かった。
こんなのは年齢的に当り前なので、別に気に病むことではないんだぜぃ、
…と軽く受け流せばそれで済むことかも知れないけれど、なかなかねぇ。
かつての元気者だった自分のイメージを、いつまでも引きずってしまう。
頭で考えているようには、心は動いてくれないっすね~
でも見かけは相変わらず若く見えるようで、元気そのものと思われている。
毎日、ウオーキングとか、のろのろジョギングとかをしているのだけれど、
そういうスタイルで家を出入りする姿は、たしかに元気に見えるのだろう。
近所の人や久しぶりに会う人からは
「変わりまへんなぁ、いつも元気そうで」
な~んて、言われちゃうのである。
そして、例のごとく…
今でもモミィと歩いていると、知らない人のほとんどが、僕をパパと勘違いする。
土・日曜日に、小学校の校庭を借りて地域のキックベースチームの練習がある。
「新人」 のモミィはチーム唯一の1年生で、みんなのマスコット的存在である。
僕も朝の8時半から約4時間の練習の間、ずっと校庭の隅っこで見学している。
飲み物や救急箱などを持参してお世話をしてくれる何人かのママたちは、
みんな僕をモミィのパパだと思って、そのつもりで話しかけてこられる。
これも一度言いそびれると、なかなか「爺ですわ」と言いにくいもので、
まあ、相手がそう思っているなら…と、別に否定もしない僕である(笑)。
それにしてもねぇ…
若い若いと思っているうちに、みんな年を取るのだ。
そして、やがてこの世から姿を消していくのである。
永遠に若いと思っていたザ・ピーナッツのエミさんが亡くなった。71歳。
ドンキーカルテットの時代に笑わせてもらった小野ヤスシさんも。72歳。
そして、渋い悪役からコミカルな役までこなした地井武男さんも。70歳。
みんな、バタバタバタっと姿を消した。
なんか、淋しい。