僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

いざ英語検定へ

2011年10月14日 | 日常のいろいろなこと


来年1月の英検準2級の「受検」に向けて、ぼちぼちと勉強を続けている。
これまで受けたことのない英語検定をなぜこの年齢になって受けるのか?
…と自分自身に問いかけても、明快な答えはない。ただ何となく、である。

22歳で社会人になった時から、僕は英語にあこがれ続けていた。
好きな洋画を字幕なしで見られたらどれほど素晴らしいだろうか…
海外旅行先で現地の人たちと直接話せたらどんなに素敵だろうか…

そんな思いを抱きながら、何度も英語を勉強をしかけたが、
つい他のことに関心が移ったりして、どうも長く続かない。
こういうものは、いったん途切れると、また一からやり直しである。
何度も何度も、英語の勉強をやり直しては途中で投げ出した。

あぁ~、中学、高校、大学と、勉強する時間はふんだんにあったのに、
なんでその時に一生懸命勉強しておかなかったのだろう、と悔やんだ。

「35歳から始める英語」
「40歳からでも英語はマスターできる」
「今からでも遅くない。中高年の英語チャレンジ」

本棚を見ると、自分の英語の「挫折史」をそのまま示すかのような本が並ぶ。

「奇跡の英単語」とか「秘伝の英熟語」とか「英会話110番」とか、
「起きてから寝るまで<英会話>まるごと練習帳」とか、
本棚に並ぶ英語本の数々は、ため息なしでは眺められない。

「奇跡」に頼り、「秘伝」に依存し、「110番」に願いを託し、
「起きてから寝るまで」頑張ろう…と、あがくのだが、身につかない。

何十冊とたまった英語の教材が、虚しく本棚に並ぶだけであった。

中途半端のまま歳月だけが流れて60歳になり、定年退職した。

仕事から解放されてフリーの身となり、よ~し今度こそ…! 
と、張り切って、駅前のECCの英語教室へ通いはじめた。

しかし、外国人との会話も、そこそこの英語力がついてこそ楽しめる。
フリートーキングでは冷や汗をかくだけで、ちっとも楽しくない。
何人かが集まるレッスンでは、形式的な「授業」しかやらない。

もちろん僕の努力不足がすべてだけれど、
行くのが億劫になり、半年でやめてしまった。

やっぱり、英語の基礎力を高めることが第一である。
まず独学で「継続」して頑張り、すべては、それからの話である。
僕にはこの「継続」の力が欠けていた。なんとか克服しなければならない。

いま、中学の文法書をいちおう卒業し、
「高校3年間の英語を10日間で復習する本」というのを繰り返し読んでいる。
もちろん散歩やジョギング時にウォークマンで聴くことも日課に入れている。
「英検準2級総合対策教本」というのを読んで、試験への対策も練っている。

これがもう自分の人生で、最後のチャレンジになることは明らかである。
後に悔いの残らないよう、この努力を継続したいと考えているところだ。

    …………………………………………………………………………

かつて職場でいっしょに仕事したことのある女性が、
50歳近くなってから英語を勉強しはじめ、英検にもチャレンジし、
準2級に合格して今も勉強を続けている。まだ現役の公務員である。

最近、彼女に「僕も英検を受けるつもりです」とメールを送った。

返信には「さすがっ。のんさんですね」と、合格もしていないのにほめてくれ、
「私も退職したら、ECCジュニアの先生をしたいので頑張ります」と書かれ、
「良き先輩のんさんも英検合格目指して頑張ってくださいね~」と励ましてくれた。

またブログで以前から少しだけ存じていた「アスタさん」という女性の方が、
通訳ガイドの資格を持っておられるということを、最近になって知ったので、
その方にコメントを送ったところ、実に懇切丁寧なお返事をいただいた。

僕がお礼のコメントを返すと、また英語に関するアドバイスをいただき、
数回にわたりさまざまな心構えを詳しく教えてくださり、励みになった。
(それらはひとつのファイルにまとめて印刷し、何度も読んでいる)

そんなことで、徐々にモチベーションが高まりつつあるこの頃である。

ところで、万が一にでも英検に合格したら…
それで、その資格をどう生かしていくの…?

…と聞かれても、これまた明快な答えはない。

英語が好きだから…というだけである。

まぁ、もしそうなったら、思いもよらぬ人生の展開があるかもしれない。
何もしなければ、何も展開しないだろうしね~。

未知の世界へ飛び込むスリルを味わいたい、ということでしょうか。

…と、格好のいいことを言っていますが、
ホンネはボケ防止のためにやっています、なんちゃって。

 

 

 

 

 

 

コメント (6)
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