僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

相手を勘違い 大失敗メール

2011年10月31日 | 日常のいろいろなこと

携帯で間違いメールや勘違いメールを送ったことってありますか?
僕は先日、メールの相手を勘違いして送信し、冷や汗をかきました。
だいたいがあわて者なので、こういうことはよくやってしまうのですが、
今回はもう穴があったら入りたいほど恥ずかしい思いをしました。

   …………………………………………………………

モミィが通う音楽教室から、レッスン日に関するメールが来た。
こんな場合、これまでは先生自身からメールが来ることが多かった。
でもそのメールの発信者は、先生ではなく、僕の携帯未登録の人で、
件名欄には「音楽教室の河内まみ(仮名)です」とあった。

中身を読むと…

レッスン日ですが、来月の△日は先生のご都合が悪いそうですので、
▲日のいつもの時間でいかがでしょうか? ご都合お聞かせください。

とのことだった。

僕のほか、6件のメールアドレスへ送られており、一括送信されたことがわかる。

河内まみさんという名前は初めて聞く名前だけれど、
これは間違いなく、音楽教室の受付にいる3人の女性の中の誰かだろうと思った。

いつも、レッスンの行き帰りに、受け付けの女性とはよく話すし、冗談を言ったりもする。
レッスンの日の調整のメールだから、この3人の受付事務員さんの中の誰かに違いない…。

そう思った僕は、午後9時頃に、馴れ馴れしい調子で冗談半分の返信をした。

 まみちゃん、こんばんは~。メールありがとうございました。
 こんな夜遅くにすみません。日程の件はオーケーで~す。
 お仕事を終えてリラックスされている時にお仕事の話で恐縮でした。
 超過勤務をさせてしまいましたね~。許してチョーダイ~でつぅ。

すぐに返事が来た。
お返事をいただきありがとうございます、という文面のあと、

なるほど、超過勤務ですかぁ~。 また連絡などありましたら、
メールさせていただきますね(ニコニコ絵文字)

しかし、不思議なことがあった。その返信文を読むと…
件名には「河内まみです」とあったのに、メールの終わりには「河内▼▼」という、
漢字2文字の別の名前が添付されていた。 なぜ「まみ」ではないのか…?

あるいは、少し無理があるが、この漢字2文字で「まみ」と読むのか…?

あまりに気になったので、僕はまたメールを送った。

プライベートな質問で恐縮ですが、「▼▼」と書いて「まみ」と読むのですか?

そして、すぐに返事をもらった。

▼▼は私の名前です。 「まみ」はこちらです(と、ハートの絵文字)

こちらです(ハートの絵文字)、という意味がわからなかったが。
それ以上深くは考えず、「では次のレッスン日にお会いしましょう」
と送信して、ひとまず一段落がついた(つもりだった)。 

そして、そのレッスンの前日のことである。

夕方、いつものようにモミィにエレクトーンの練習をさせ、
それが終ってからモミィのカバンの中のテキストなどを整理していると、
1枚の印刷物が出てきた。見ると、「クラス連絡網」というプリントである。

初めて音楽教室へ行った時、何かの用紙に携帯メールアドレスを書いた覚えがある。
子どもの氏名、住所、自宅の電話番号に加えてメールアドレスを書く欄があったのだ。

そのあと、それをプリントしたものをもらったのも覚えている。
しかし、それをモミィのバッグの中に入れたまま、ず~っと忘れていた。
「連絡網」とあるけれど、実際に保護者から連絡が来たこともなかった。

この日、偶然にもその「クラス連絡網」のプリントを見つけ、何気なく目を通したら…

ぎょぇ~~!
びっくり仰天、とはこのこと。

その「クラス連絡網」の中に、「河内まみ」という名前があったのだ。

うぅぅぅ~

大変なことをしてしまった。

「まみ」というのは子どもさんの名前で、▼▼の漢字2文字はママの名前だったのだ。
つまりまみちゃんのママが、レッスン日程の変更のメールを送ってくれたわけだった。

「う~む、まみちゃんなぁ、まみちゃん…」と目を閉じて思い出してみる。
そういえば、レッスン中に先生から「まみちゃん」と呼ばれている子がいた。
懸命に記憶をたぐる。 はぁ、あの子のことなんだ。 可愛い顔が浮かんだ。
そして、いつもその横についているママは、まだ若くて綺麗な人だった。
愛想がよくて話しやすく、教室のママの中では一番多く会話を交わしてきた人だ。

しかし、名前は知らなかった。
その人が河内▼▼さんであり、メールを送ってきてくれたご本人だったのだ。

受付の女性なんてまったく関係なかったわけだ。 さぁ~、えらいこっちゃ。
「許してチョーダイ~でつぅ」 な~んていうメールに、驚かれたことだろう。
「この人、アホちゃう…?」 と思われたかもしれない。 あぁ…

僕はあわてて携帯を取ってお詫びのメールを送った。

てっきり受付の方だと思い、勘違いしてふざけたメールを送りました。
いま、「クラス連絡網」というプリントを見て河内さんのお名前を発見し、
ゲ~~っと驚いて、途方に暮れているところです。えらいこと、しました。
非礼をお詫びいたします。明日のレッスンでは合わす顔がありません。
合わす顔がないので、覆面をしてレッスンに参ります。
でも、ビルの入り口で警備員に捕まりますわ。とほほ~。

そんなメールを送ったら、そのママからまたお返事をいただいた。

メール、面白すぎで、楽しいです。
そうだったのですかぁ。
そんな気になさらず。
覆面で、バレずに教室までいらしてください。
ぜひお待ちしてまぁす。
明日のレッスン楽しみですね。

それぞれの文末に、ニコニコ顔やハート、ウサギさんなどの、
可愛い絵文字がつけられていた。

やれやれ…

翌日のレッスンで、まみちゃんママと顔を合わせたときの恥ずかしかったこと。
ママはニコニコ笑っておられましたけど…。

もう少し、慎重な人生を送らんとあかんなぁ。 …もう遅いか。

 

 

 

 

コメント (2)
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