僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

 お詫びと訂正

2008年03月16日 | 日常のいろいろなこと

            左が4キロ 右が2キロのダンベル 


最近は運動が不足していて、そのせいか身体の節々が不調である。
肩もギスギスする感じだし、腰にも相変わらず痛みがある。
暖かくなってきたのでそろそろ運動をしなければ…
と、朝のジョギング(超スローなジョグですが…)を始めかけているが、室内で簡単にできるダンベル体操も取り入れよう思い、以前買ったダンベルを物置から引っ張り出してきた。

わが家には2kgと4kgの2種類のダンベルがある。
4キロはずいぶん昔に買ったもので、「ダンベル」というより、昔ながらの「鉄亜鈴」という日本語での呼び名がふさわしいシロモノである。2キロのほうは、今ふうのモダンな形をしており、重さも手ごろで持ちやすく、非力なボクには反復回数も多くできるので、こちらのほうを主に使ってきた。

ところで、久しぶりに4キロのほうをつかんで持ち上げてみると…
ギ~~~ャン! 重い!

4キロ2個を両手で上げたり下げたりすると、すぐに腕が持ち上がらなくなる。
やっぱりだめだ。2キロにしなきゃぁな~。

そう考えていたら、ふと、あることに気がついた。

4キロというのがこれほどの重量ならば、5キロはさらに重い。
その5キロの錘(おもり)を両足につけて夜に歩いている男がいることは、このブログをお読みになっていただいている方々はご承知のことだと思う。

数ヶ月で20キロの減量に成功したわが職場の後輩コバヤシ君の話である。

コバヤシ君は、食事を減らした上、毎晩フィットネス用の錘を両足につけて約1時間歩き、汗びっしょりになって帰って来るのだと言った。その錘は、「最初は2キロでしたが、物足らなくなったので5キロに変えました」ということであった。僕はその話を聞いたとき、ちょっと変だと思った。2キロからいきなり5キロというのも飛躍しすぎだし、5キロと言えば結構重いのでは…というかすかな疑問。しかしまあ、力持ちのコバヤシのことだから、それくらいはやるのかも知れん。「巨人の星」の星飛雄馬でも、こんな訓練をやらされそうだし…。

それで、僕はブログで、コバヤシ君が言ったことをそのまま書いた。

しかし、この4キロの鉄亜鈴を持ったとき、これより重いものを両足につけて歩くというのは、相撲取りやプロレスラーならいざ知らず、素人には絶対に無理であろうことがわかった。5kgを両足につけたりしたら、僕など1歩か2歩、歩けるかどうかもわからない。

そこで先週、僕は職場でコバヤシ君に真偽をただした。
「コバヤシ。ほんまに5キロの錘を両足につけて歩いてるんか?」
「はぁ…。そう思いますけど」
「思う…? 2キロから急に5キロにアップするというのも、すご過ぎるやん」
「はぁ…。まぁ…、2キロやったら頼りない感じがしてきたもので…」
「それで、5キロにしたんか?」
「はぁ…。まぁ…。…5キロ…と思いますけど」

翌日。コバヤシ君と顔を合わすと、彼は「えへへへ…」と口元を緩ませて、
「すんまへん。勘違いでした。昨日確かめましたら2キロでしたわ。1キロから2キロに変えたんです。今つけて歩いているのが2キロです。えへへへへ~」

笑ってごまかすな、コバヤシ。
…そうか。やっぱり。

僕がブログで「毎晩5キロの錘を両足につけて歩いている」と書いたことに「すごいなぁ?」と感嘆された方に対して、慎んでお詫びをし、訂正致します。コバヤシ君が両足につけている錘は、それぞれ2キロの重量の錘でした。

もしも、そのブログを読まれて刺激を受け、5キロの錘を買い求めた方(そんなのが売っているかどうか疑問ですが)がおられましたら、その甚大な出費に対し、僕とコバヤシ君とが折半して弁償しますので、どうぞご連絡下さいませ。


そんな折、5月にエベレスト(チョモランマ)に登頂するためトレーニングを積んでいるプロスキーヤーの三浦雄一郎さんのことが先週の新聞に載っていた。
記事の中で、三浦さんが足に2.5キロの錘をつけていることが書かれていた。

いかに高齢と言えども、エベレストの征服をめざす人にして2.5キロである。このあたりが、一番重いものではないだろうか。

5キロの錘みたいなもんがあるとしたら、それは脚力を鍛えるのが目的ではなく、囚人を逃走させないよう、自由を束縛すための用具になるんと違うか?

ということで。
まことに失礼をいたしました。
重ねてお詫び申し上げます。

ついでに申し上げておきますが、この「のん日記」の記事内容には、いっさいの嘘やホラはありません。

ほんまか…?。
ほんまに、ほんまか…????????

 

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする