僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

名前の漢字を電話で伝えるのは難しい

2022年08月09日 | ズレズレ草

きょうは内閣改造に関するニュースが繰り返されています。今もパソコンを打っているそばの小型テレビで、岸田改造内閣のメンバーの顔写真がずらり並び、各大臣の紹介がされているが、あまり関心はない。誰がどの大臣になったら何が良くなるのか、考える材料・知識も持ち合わせていないので。

で、大臣紹介の中で「極道交通大臣には誰々」と聞こえたので、ビックリしてテレビ画面を見た。「極道」ではなく「国土」だった。つまり国土交通大臣(笑)。
極道が交通大臣をしてどないすんねん。
こんなアホな聞き間違いだけは、相変わらずですわ。

さて、話はコロッと変わりますが

僕の名前は昇ですが、これは母が、霧島昇という歌手のファンだったので僕に昇と名付けたそうです。ま、そういうケースは多いですよね。モミィのママの名前は「あきな」と言いますが、これはそのお父さんが中森明菜のファンだったから。一緒に同人雑誌を出したこともある山〇という友人は、南沙織のファンで、生まれた女の子に「沙織」とつけました。僕も若い頃は吉永小百合のファンだったので、もし女の子が生まれていたら「小百合」とつけていたかもしれませんね。

そんな昇という名前ですが、電話で自分の名前を名乗った時、相手に「漢字でどう書くのですか?」と訊かれることって多いですよね。
僕はそんな時は「『上昇する』の昇と書きます」と言うことにしています。
「のぼる」は他に「登」という名前もあるので、そう言ったら相手もわかりますよね。
ところが、昔、こんなことがありました。

かつての職場での話ですが、僕の横に座っていた後輩のK君が、かかってきた電話を取った。どうやら僕が関係した仕事の件の電話みたいで、相手は僕の氏名を尋ねたようです。しかし後輩職員は僕に電話を替わってくれず、受話器を握ったまま「〇〇のぼるです」と言った。すると相手は「漢字でどう書くのですか?」と聞いたようで、彼は僕の名字の漢字の説明をしたあと、名前の説明のところで、
「のぼるは、昇天の昇です」
と言ったのです。
なに! 昇天???

「昇天」とは、天に召される、つまり死ぬことじゃん。縁起でもない。
むろん彼に悪気は全くなかったと思うのですが、
それにしても「昇天の昇」とはねぇ。言うか、それ。

電話で名前の漢字を説明するのは、普通は自分自身ですけど、状況次第ではこの時のように、別の人が説明をすることもあり得ます。
そんな時は十分気を付けないとね。

これは何かのコラムで読んだのですが、
坂元という人がいて、これもまた、隣にその坂元さんがいるのに、別の人が電話で漢字を説明したのです。それは、「坂元の坂は『つちへん』の坂です。で、元は、え~っと」と考えたあげく、「『元も子もない』の『元』です」と言ったそうです。
よくもまぁ、そんな奇妙な言い方が浮かんだものですわ(笑)。

漢字にはいろんな読み方、いろんな意味がありますからね。
たとえば、篤子(あつこ)さんという方がおられたとします。どんな漢字を書くのですか? と聞かれて、「危篤(きとく)の篤です」なんて言う人、いますか? 
どつかれるで。 

でも逆に、電話で名前の漢字を正しく言ったつもりでも、聞いたほうが勘違いするケースもあります。
〇〇英子さんという方が、郵便物を送ってもらうのに電話で自分の住所と氏名を告げた。例によって名前の漢字を聞かれたので、「英語の英に子どもの子です」と言った。
数日後、届いた郵便物の宛名には「〇〇A子様」となっていた(笑)

また、晶子(まさこ)さんは、電話で名前の漢字を聞かれたので、
「晶子の晶は、日(が)3つの晶です」と答えた。
すると相手は、
「いえ、あの~、秘密にされると困るんですけど」と言った。
「はぁ? なに、それ?」と晶子さん。
「いや、いま『ひみっつ』っておっしゃったので」

なんだか、「国土」を「極道」と聞き間違ったあわて者と似ていますね。

 

 

 

 

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