めぐろのめばる

目黒川近辺で日本の四季を楽しみ、未来の日本を憂う。
かつての美しい日本と日本人がいかに素晴らしかったかを思う。

痩せる力は、運動後の身体にあり

2016-02-17 17:17:41 | ダイエット

私達が生活して行く為には、非常に多くのエネルギーが必要です。
その為、常に、外部から栄養素を摂りいれ、酸素と化学反応させ
体温を維持して行かなせればなりません。

そのエネルギーの元は、もちろん太陽からの光から得られるものであり

直接身体のエネルギーとして得られない私達人間は、植物を通したり
他の動物を通して、間接的に摂取しているのです。
その為、生きて行くには、常に、栄養を補充して行かなければならず、
生きるという事は、生物として、一生、その作業が必要です。

しかし、時に、私達は、栄養を必要以上に取り入れ、生きるための糧が

自分の身体を痛めつける原因ともなっています。
俗にいう、三大成人病も、元をただせば、栄養の摂りすぎが原因である
可能性が大きいのです。

その為、国を挙げての、生活改善を求めているのですが、多くの方が思う

運動によるカロリー消費は、ほとんどの場合、功を奏してはいないのです。
つまり、運動によるカロリー消費が、減量や生活習慣病に有効と考えるのは
早計でもあるのです。
例えば、一食分のカロリーを運動で解消しようとすると、マラソン選手並みの
運動量が必要であり、運動そのもので痩せると言うのは期待できないのです。

私達が、食事をする大きな目的は、食べた食品から得られた栄養を、

身体の中で酸素と反応させ、熱を生む事に因って、体温維持する事です。
一日中、一年中、体温を一定の高さに保つという事は、生きて行くうえで
非常に大切であり、例え一度下がっただけで、身体の全てが変調をきたし
生活が維持できなくなってしまうのです。
その事から、得られた栄養は、殆どが体温維持に使われ、運動する事に因る
カロリー消費とは比較にならない程なのです。

この、体温を上げるという事に使われるエネルギーは非常に大きく、

痩せる為には、少しでも体温を上げる事が重要なのです。
確かに、一時的に運動しても体温が上がり、その分カロリーの消費が増し、
多少なりとも痩身の役に立つとは思われますが、運動をしていない
一日の内のほとんどの時間においては、体温も下がっていて、大きな
成果は得られないのです。

この、体温を上げ続ける事が大切であり、この体温を上げる大きな力は

身体の筋肉に委ねられているのです。
筋肉量の多い人は、体温が上がりやすく、身体の脂肪を消費しやすいのです。

中高年になって来ると、中々痩せにくくなり、むしろ、太りやすくなります。

これは、多く食事を摂っているからと言うのではなく、すくない摂取量でも
基礎代謝が減って来ている事から太りやすくなるのです。
簡単にいえば、カロリーを消費する筋肉量が減っているのです。

運動をして痩せる意味は、動く事で痩せるのではなく、筋肉量を増やし、

基礎代謝量を増す事なのです。
例え運動をしても、体温が低い状態が多ければ、思う様な減量は出来ず、
食事を減らしても、大きな成果は得られないのです。
減食のみで痩せた人が、リバウンドしてしまうのは、筋肉量が少ない為
体温を上げる為に、余計食事を摂るようになってしまうからです。

一般に、成長期にある子供達は、大人に比べて体温が高い傾向にあります。

少し動いただけで身体から汗が噴き出て、その後、長い時間体温が変わらず
代謝を高めた状態が続きます。
体温が高い状態にあると、身体の様々な器官がスムーズに働き、
生命を維持する力が強く、何をするにしても活発に反応します。

若さと言うのは、常に沢山のカロリーを消費する機能が維持され、

代謝率が高い状態です。
高齢になったり、運動しなくなると、筋肉量が減り、体温が下がり、
おのずと脂肪も付きやすく、病気のリスクも多くなるのです。
しかも、代謝が低いにもかかわらず、カロリーを多く取り入れる生活が
増々余分な栄養を蓄える様になるのです。

健康な生活を送る為ににも、若々しい身体を保つためにも、

筋肉量を増やす運動を心がけ、高い体温を維持できる生活を目指す事が
健康で病気しない人生を送れるカギとも言えるのです。



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