めぐろのめばる

目黒川近辺で日本の四季を楽しみ、未来の日本を憂う。
かつての美しい日本と日本人がいかに素晴らしかったかを思う。

想像をかき立てる後ろ姿

2013-08-26 17:38:13 | 日記
渋谷をいつもの通りぶらついた後、少し涼しかったので
代々木公園の方へ足を向けた。

日曜日はいつも何か出店が出ていて、最近は地方から来た
果物屋さんの美味しい夏ミカンを買って食べた。

今日は、何か目新しい物がないか、公園への坂道を登っていくと
何やら騒がしい。公園の通りを踊る集団が我々の方に向かって
かん高い拍子木の音に合わせて、華やかな衣装を身にまとい
沢山の踊り子さんがやって来きた。

全国から集まった、よさこい祭りの面々だった。
数十人が一グループで踊りを競いながらのパレードは圧巻だ。
もちろんいつもの様にテント村の食べ物ブースが造られていて
この日は全国のうどん祭りだった。

そんな中、祭りを見ていると、最前線で歓声を上げる華やかな人達が
目に飛び込んできた。
仲間を応援しているのだが、その後ろ姿がなかなか面白い。

狐のお面を頭の後ろにしている女の子三人組は少し薄暗い木の下で
何か妖艶な狐の姿に見え、ロングヘアーで応援する子達は
その美しい後ろ髪がより一層美しさを醸し出していた。

帰り道渋谷に下りてくると、何か巨大な人形が髪の毛を前に垂らし
不気味な出で立ちでトラックの上から今にも降りてきそうだった。
近くまで来ると、それはオカルト映画のPRで、主人公の貞子に
似せた巨大な張りぼてだった。

代々木公園の素敵なロングヘアーの後だけに、あまりにも不気味で
カメラにも収めず、足早に帰宅することとなった。