めぐろのめばる

目黒川近辺で日本の四季を楽しみ、未来の日本を憂う。
かつての美しい日本と日本人がいかに素晴らしかったかを思う。

夜に鳴くセミ

2013-08-18 23:39:22 | 日記
今日の世界陸上を最後にようやく睡眠不足から解消されそうだ。
ここ一週間モスクワからのライブ放送は強力な目覚まし薬となり
午後の仕事に支障をきたす程だつた。
深夜といえ今年の夏は暑い。何度もジュースボックスに足を運び
喉の渇きを癒さねばならなかった。

そんな中、真夜中とはいえ本当にうるさい程沢山のセミが鳴いている。
目黒川周辺には桜並木が非常に多く、殆んど一日中鳴くことを止めない。
だが、彼等がいつも同じメンバーで鳴いといるかというそうではない。
一週間から二週間で寿命を迎える。時々植え込みの中や桜の木の下に
仰向けになった彼等の末期を見かける。

しかし、沢山の死骸が有ってもいい様に思えるが、思った程見かけない。
いったい何処にいってしまうのだろう。
昼間は滅多に見かけないが夜中には外灯の下で見つける事が多い。
だが昼になると消えてしまう

以前朝早くウォーキングをしていた時、カラスやスズメがアブラゼミを
襲っているのを見たことがある。彼等が我々が見つける前に食べてしまうのか。
ゼミだけでなく滅多に野生の生物の死体を見かけない。
自然の生き物は全て無駄なく自然に還っていくのだろうか。
六年も暗い大地の中にいて、明るい地上に出ると僅か一週間の命。
あんなにうるさく一日中鳴き続けるのも致し方ないのかも知れない。