2021年4月25日、今日も一時的に雪が降っていたようなのですが、一日中、日本語の授業で缶詰状態だったので、よく分かりません。
ベラルーシ原発の公式サイトのトップページで「原発が危機的状況。悲劇がいつ起こってもおかしくありません。」などという警告文が表示されたので、事故発生? 放射能漏れ? などと騒ぎになりましたが、ベラルーシ原発はすぐにこれはフェイクニュースだと否定。どうやらハッカーに乗っ取られて書き換えられたようで、今復旧中です、という公式発表もされました。
明日がチェルノブイリ原発事故から35年目に当たる日なので、それを狙ってハッキングされたのでしょう。
今日も反政府デモ行進、そして身柄拘束です。サウナにいるところに治安部隊が乗り込んできて20人拘束のニュース・・・。内訳は女性13人、男性7人で、自宅でお湯が断水となったので、お風呂がわりにサウナに入りにきたそうです。そこへ治安部隊がやってきて、壁に向かって立て!などと命令。どうやら一箇所に多くの人が集まるのは禁止だから、身柄拘束に来た、ということですね。(集団禁止令と言いましょうか。コロナの三密禁止とは全く違う意味の法律です。コロナ感染拡大防止のための法令ではありません。)しばらくすると、誰かの持ち物の中から白赤白の旧国旗が出てきたから、これが反政府集会をしていた動かぬ証拠とばかり、警察へ連行されました。女性の多くはその日の夜中、日付が変わる頃までに解放されましたが、男性は逮捕へ。このうち5人は抗議のハンストを始めました。
すでに崩壊したソ連の旗を持って行進している人もいます。やっぱり古き良き時代を復活させたいと思う人も一定数いるのでしょうね。
ベラルーシでは年金の振り込みが遅れています。
ベラルーシの一部銀行では、カードで現金(ベラルーシ・ルーブル)を口座から引き出せなくなっています。
引き出せたと思ったら、全て新札で番号が全部通し番号になっているので、国内で紙幣が不足しており、あわてて大量の新札を発行しているのでは、という噂が飛んでいますが、もちろん公式な発表などはありません。