2021年4月1日。エイプリルフールですが、ベラルーシではうそをついてもいい日ではなく、「笑いの日」で、何か笑えることを言います。しかし、楽しいニュースはないですね・・・。今日も気温17度で、4月なのがうそみたいに蒸し暑かったです。
ベラルーシKGBの一人が、野党に情報を漏らしていた疑いにより逮捕されました。ベラルーシ国営テレビONTの暴露番組によると、KGBには報酬に目のくらんだ裏切り者が多数いるそうで、他にもスパイが暗躍しており、ポーランドにベラルーシの重要な機密を運び出しているそうです。
国営テレビBTのブレスト局で働いていた番組司会者が逮捕されました。
ボブルイスクの刑務所で服役中の5人がハンスト中です。最初は1人だったのが増えました。
従業員が大量離職している国営第1乳製品工場の工場長が今日、辞職しました。従業員の契約が切れて、更新作業しているだけという説明でしたが、実際は他にも問題があるようです。ストライキではなく、94人の従業員が契約更新を行わず、すでに離職しました。復帰するために、工場長が辞職し、それに納得した従業員はまた職場に復帰するそうです。それでも約30人の空きがあり、この工場の公式サイトで、新しい従業員を募集しています。
ベラルーシ大統領は、国内市場保護のため、これ以上の物価高が進まないように各方面に指示を出しました。大統領が言うだけで、本当にベラルーシ経済が安定すればいいのですが、大統領は魔法使いではないし・・・。
ベラルーシ野党は、ベラルーシの国家事業であるスラヴャンスキー・バザール音楽祭にウクライナは全面的に参加しないよう求めました。
学校が春休み中のベラルーシ。バラノヴィチの警察への校外学習が行われ、子どもが治安部隊のヘルメットの説明を受けたり、ジュラルミンの盾を手にしたりできる体験学習が行われました。警察内の留置所(檻)の中にも入れる体験コーナーも。
これはエイプリルフールのニュースではありません。