2021年4月10日、変わらず冷たい風が吹いています。
ベラルーシでは2000人の医師が、そしてやはり2000人の看護師が不足しているそうです。コロナ禍で仕方がないような気もします。いまだに医療崩壊が起きていないのが不思議です。これだけ医師が国外へ出国しているのだから、当然の結果ですね。
ベラルーシでは新党結成の際、ベラルーシ国内に居住しているベラルーシ人のみが結成できるという法律が発令されました。ババリコ氏は結成できますが、ラトゥシコ氏は認められないですね。しばらくしたら、服役中、裁判中の人も結成できないという法律があわてて作られると思います。
今日も白と赤の旗や風船が上げられています。
そして、ソ連国旗を掲げてデモをする人たちもいます。
水泳の五輪メダリスト、アレクサンドラ・ゲラシメニャ選手の写真が、出身大学であるベラルーシ経済大学で飾られていましたが、最近別のスポーツ選手の写真に変えられていました。
13歳の女子中学生が、反政府スローガンと思われる言葉を道路にスプレーらしき塗料で書いたところ、警察に連行されました。
現在服役中のジャーナリストに、名誉のジャーナリスト賞が贈られました。
元保健大臣でグロドノ州知事で、次期大統領候補の一人と元大統領が推しているとされるカラニク氏は、しばらく投稿していなかったフェイスブックに投稿を再開することにしました。ちなみに大統領はフェイスブックなどはしておらず、インターネット利用は、健康に良くないとしています。
カラニク氏はフェイスブックを再開した理由を、国民の中には国営テレビを見ていない人もいるから、と説明しました。
ベラルーシの治安部隊は、「状況を自分で判断して、必要と思われたときには武器を使用することを許可してほしい。」と訴えました。