2021年4月11日。
ベラルーシは今日は地下鉄構内での爆発事故からちょうど10年で、追悼式が行われました。
これに呼応する形で反政府デモ活動は行われていません。
ちなみに4月26日にはチェルノブイリ関係の追悼集会が例年通り行われる予定ですが、それに対する許可がほしいと市役所側に書類を提出しています。しかし、今年許可が下りるかどうか、市役所の対応が注目されます。
現在、ベラルーシ・ルーブルは価値を下げていますが、生活防衛のために銀行でベラルーシ・ルーブルをドルなどの外貨に両替しようとする人が増えています。しかし、両替所にはドルはありません。
これは両替所のドルがすぐに両替されてしまうので、なくなってしまう・・・あるいは、国立銀行が各銀行に両替用のドルを渡していない・・・あるいは銀行がドルなど外貨を金庫に保管して、両替所に運んでいない・・・のいずれか、あるいはいくつか、あるいは全部、あるいはその他の理由のせいです。
ベラルーシ・ルーブルの大暴落が近々起こるのでは・・・とみんな心配しているということの表れですね。気が重いです。
10年目と言えば、2011年7月にもベラルーシルーブルの大暴落が起きたので、(思い出しただけで目眩が・・・)また同じことが繰り返されるのかと思うと気が重いです。
ベラルーシでは4月30日までに絶対、ひまわり油の価格が15%値上げされると発表されたので、あわてて買いに走る人が出ています。
特にそれを見越して従来の価格で販売しますと大々的に宣伝した某スーパーには、買い物客が押し寄せ、買い占めているそうです。