ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2021年4月7日。なかなか春が来ません

2021-04-06 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月7日、また気温が下がり、一度片付けたダウンジャケットを出してきて出勤です。

 ベラルーシ外務省は、いくつかのベラルーシ大使館や領事館を閉鎖する予定であることを、公表しました。在日本ベラルーシ大使館はその中に入っていなくてよかったです。

 

 ウクライナ政府は、国内のドンバス問題(これをドンバス戦争と訳している例をネット上で見かけましたが、語弊があるのでは。)の停戦合意の話し合いの場として、ベラルーシのミンスクが選ばれていたのですが、今回の調停の場はミンスクにはしない、と拒否しました。

 ベラルーシがロシア寄りに大きく傾いている、というのも理由の一つでしょうが、実際にはベラルーシは場所を提供しているだけです。ただ、話し合いの場所が、ミンスクの共和国会館なのです。そこが例の暴露動画「黄金の底」で、大統領の私邸扱いで、三男の「子供部屋」まであるのが広く知れ渡ってしまったので、ウクライナ政府は、ある意味、話題の場所で政治的な話し合いをしたくないと判断したのかもしれません。

 暴露動画の公開後、この子ども部屋は画像がネット上に流出しましたが、王子様というよりお姫様のためのお部屋とインテリアで、とてもすてきでした。が、私が見たところ、ほとんど使われていないように見えました。実際には大統領の三男はほとんどこの部屋を使っていないと思います。あるいは共和国会館が完成した直後に撮影されていた画像が今頃流出したのかもしれません。誰がこんな画像を撮影できるのでしょうかね。

 

 大統領選挙に立候補すらできなかったババリコ氏の裁判は今も続いています。元同僚の銀行員も逮捕されています。しかし、意気盛んでババリコ氏は新党を結成しました。ババリコ氏は裁判で、法治国家になった国(ベラルーシ)に住み続けたいと述べました。

 統一市民党の党首も逮捕され、15日間の禁固刑の判決が出ました。

 

 反政府デモ活動をして逮捕された医師たちを紹介し、支援を呼びかける写真展示会が開催予定時間七十二時間前に政府当局により中止されました。この中止決定に対して再び抗議活動が起こっています。

 

 反政府学生運動が盛んなベラルーシ情報ラジオエレクトロニック大学付属校が、閉校になるという噂が生徒や保護者の間で広がりました。すると他の大学付属校も閉校・廃校になるのではという噂も飛び始めました。しかし、文化相は、このような政府が強制的に大学付属校を閉校することはないと噂を否定しました。 


ベラルーシのコロナウイルス感染者32万9258人。死者数2304人

2021-04-06 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月6日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は329258人になりました。1日の新規感染者数は968人で増減ほぼなしに見えますが、1日の新規検査数が7809件と少ないので、逆に増えたと言っていいでしょう。

 死者数は2304人です。

 319601人が回復しました。

 546万件を超える検査数となりました。