ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

2021年4月16日。まだ雨

2021-04-16 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月16日、一日中、大雨の予報が出ていましたが、実際には大した降りではありませんでした。

 今日も身柄拘束、裁判が続いています。

 ロシアの首相がベラルーシを訪問し、大統領と今後のロシア・ベラルーシ関係について協議しています。

 そのせいか今日はパトロール警官の数も多かったですね。

 

 ベラルーシ保健省が品質検査のためとして、ニベア製品の輸入と販売を当面中止することを決定しましたが、すでに店頭に並べられていた商品が全て撤去されています。

 これでホッケーワールドカップのミンスク会場中止のために、スポンサーを下りたニベアへの報復をしているようにも見えますが、小売業者からすると、その分売り上げが減るので、ベラルーシ経済としてもよくないですね・・・。

 ニベア愛用者の私は、すでに買い置きしておいたので、(輸入品はこれから値段が上がるので、ニベアに限らず、何でも買い置き)安心です。

 

 ベラルーシでは再びガソリンが値上げです。1リットル当たり10コペイカの値上がりということですが、実際には1日1コペイカずつ上がっていき、それが10日間連続する方法です。

 

 モギリョフの刑務所では、本とクロスワードパズルの受刑者への差し入れを禁止する決定を出しました。本は何となく理由はわかるのですが、クロスワードパズルはどうしてなのかよく分かりません。

 

 政治思想犯の女性に105日間の禁固刑と罰金刑が課されました。罰金とは、留置場に拘留されていたときの食費などです。

 


ベラルーシのコロナウイルス感染者34万1539人。死者数2403人

2021-04-16 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 2021年4月16日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は341539人になりました。1日の新規感染者数は1516人です。1日の新規検査数は18875件と多いのですが、新規感染者数が急増したと思います。

 死者数は2403人です。

 331972人が回復しました。

 562万件を超える検査数となりました。

 

 ベラルーシでは第三波が始まったと公表されましたが、その後特に新たな対策が打ち出されてもおらず、さらに15日以降、今までコロナウイルス関連の医療を担当していた医療従事者に与えられていたボーナスや追加の給与など打ち切られることになりました。

 ベラルーシの病院は国立国営がほとんどなので、国に予算がないことの表れだと思います。一方で国民の不安払拭のために、こんなにたくさん人工呼吸器用の酸素ボンベがありますとニュースで報道したりしています。

 公共交通内ではマスク着用義務が言われていますが、違反に対する罰則もないままなので、ミンスクの地下鉄やバスではおよそ半数の乗客がマスクをしていません。学校での対応も学校によりばらばらです。