ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

本「自分と子どもを放射能から守るには」調理法編 2 きのこ類 

2011-04-18 | 放射能関連情報
 きのこ類はよく洗って2%の食塩水に数時間つけましょう。
 ベルラド研究所ではこのような実験を行ったことがあります。
 3回水をかえながら、20時間きのこを水につけておいたところ、含まれていた放射能が10分の1にまで減りました。
 
 長時間水につけていられない、という方には他の方法もご紹介しましょう。
 きのこを多めの水につけます。そこへ酢を大さじ1杯加えます。それから15分から1時間かけて煮ます。
 15分以上煮るときは、15分おきに水をかえます。
 こうすることによって放射能を10分の1から12分の1に減らすことができます。

 きのこを家庭で干して干しきのこを作る場合は、洗わずに干したりするとかえって放射能値が上がることがあります。
 必ずきれいに洗ってから干しましょう。
 きのこの笠の部分に放射能性物質がたくさんついていることが多いので、笠の上部の表面を薄くそぐほうがいいです。