ベラルーシの爆破テロ、死者12人に(読売新聞) - goo ニュース
記事の一部を抜粋しました。
「タス通信によると、さく裂した爆弾はTNT火薬5~7キロ・グラム相当の威力。直径1センチ程度の金属片が組み込まれ、ホームのベンチ下に置かれていたらしい。」
こちらのテレビのニュース映像によると、駅のホームに直径50センチぐらいの穴がぽっかりあいていました。
ここが爆発物が置いてあった場所だと思いますが、ベンチは吹き飛んでしまったようでありませんでした。
止まっていた地下鉄車両は窓ガラスが全て粉々になっていました。
エスカレーターがめちゃくちゃ・・・と前回の記事に書きましたが、実際にはエスカレーター部分の天井や側面の大きい広告などが剥がれ落ちて、エスカレーターの上に落ちたような状態です。
流血の怪我をしているわけではないのですが、
「耳鳴りがする。頭が痛い。」
と訴えていた人もいました。
「ガス臭がして、視界が一気に悪くなり、這うようにして外へ逃げた。」
という人もいました。白い粉のようなものを頭からかぶっているような人もいました。
そしてこちらのニュースでは、負傷者は149人、事故発生当時軽症だったので自力で帰宅した人もおり、それも合わせると200人以上になるそうです。そのうち外国人は3人のロシア人、アルメニア人1人。
オクチャブリスカヤ駅から地上に上がったところでは、事故発生直後は救急車と医者、けが人で大混乱しており、亡くなった人が救急車の陰に置かれていたり、血だまりがあちこちにできていて、見ていてとても悲しかったです。
民族間対立や宗教問題、領土問題などがほとんどなく、比較的治安がいいと言われているベラルーシですが、こんなことになってしまって、つらいです。
また爆弾は2台の車両がほぼ同時にホームに入って、多くの乗客が下車した瞬間に爆発しているため、遠隔操作して爆発させたと見られています。
つまり犯人は爆発の時、駅構内にいた可能性が高く、防犯カメラに写っている可能性もあります。
ちなみに2008年7月に起こった爆破事件の犯人はいまだに誰なのか不明です。
今回はすでに容疑者2人を割り出し、目撃情報を元にモンタージュ写真を作成中、という情報が飛んでいますが、どうなることか・・・。
2008年の事件でも容疑者の似顔絵、偶然携帯の画像に写っていた容疑者と思われる男の引き伸ばし写真を至る所に貼りまくりましたが、結局この人が誰なのかまだ謎です。
ベラルーシでは最近急にベラルーシルーブルが急落し、そのためもうすぐ輸入品がなくなる、という噂が流れ、それを信じた一部の人が食料品、特に輸入野菜(ベラルーシは寒いので、野菜や果物を大量に輸入しています。)を買いだめする動きがありました。
それでベラルーシのニュースで「商品がなくなることはありません。冷静に。」とパニックが起こらないように何度か注意を呼びかけていたのです。
さらに12月に行われた大統領選挙。当時の立候補者の何人かが治安を乱した罪にとわれ、現在その裁判が続いている真っ最中なのです。
このような国民の中に広がる、不安や不満を背景に今回の事件が起こったのかもしれません。
しかし、だからと言って爆弾を爆発させていい、というものではありません。
2008年の爆発事故はベラルーシ政府はテロと断定していませんが、今回はすでにテロである、国家の安寧を脅かす挑戦状だ、と表現しています。
ちなみに犯行声明文のようなものや、事前の予告などは今のところないとされています。
記事の一部を抜粋しました。
「タス通信によると、さく裂した爆弾はTNT火薬5~7キロ・グラム相当の威力。直径1センチ程度の金属片が組み込まれ、ホームのベンチ下に置かれていたらしい。」
こちらのテレビのニュース映像によると、駅のホームに直径50センチぐらいの穴がぽっかりあいていました。
ここが爆発物が置いてあった場所だと思いますが、ベンチは吹き飛んでしまったようでありませんでした。
止まっていた地下鉄車両は窓ガラスが全て粉々になっていました。
エスカレーターがめちゃくちゃ・・・と前回の記事に書きましたが、実際にはエスカレーター部分の天井や側面の大きい広告などが剥がれ落ちて、エスカレーターの上に落ちたような状態です。
流血の怪我をしているわけではないのですが、
「耳鳴りがする。頭が痛い。」
と訴えていた人もいました。
「ガス臭がして、視界が一気に悪くなり、這うようにして外へ逃げた。」
という人もいました。白い粉のようなものを頭からかぶっているような人もいました。
そしてこちらのニュースでは、負傷者は149人、事故発生当時軽症だったので自力で帰宅した人もおり、それも合わせると200人以上になるそうです。そのうち外国人は3人のロシア人、アルメニア人1人。
オクチャブリスカヤ駅から地上に上がったところでは、事故発生直後は救急車と医者、けが人で大混乱しており、亡くなった人が救急車の陰に置かれていたり、血だまりがあちこちにできていて、見ていてとても悲しかったです。
民族間対立や宗教問題、領土問題などがほとんどなく、比較的治安がいいと言われているベラルーシですが、こんなことになってしまって、つらいです。
また爆弾は2台の車両がほぼ同時にホームに入って、多くの乗客が下車した瞬間に爆発しているため、遠隔操作して爆発させたと見られています。
つまり犯人は爆発の時、駅構内にいた可能性が高く、防犯カメラに写っている可能性もあります。
ちなみに2008年7月に起こった爆破事件の犯人はいまだに誰なのか不明です。
今回はすでに容疑者2人を割り出し、目撃情報を元にモンタージュ写真を作成中、という情報が飛んでいますが、どうなることか・・・。
2008年の事件でも容疑者の似顔絵、偶然携帯の画像に写っていた容疑者と思われる男の引き伸ばし写真を至る所に貼りまくりましたが、結局この人が誰なのかまだ謎です。
ベラルーシでは最近急にベラルーシルーブルが急落し、そのためもうすぐ輸入品がなくなる、という噂が流れ、それを信じた一部の人が食料品、特に輸入野菜(ベラルーシは寒いので、野菜や果物を大量に輸入しています。)を買いだめする動きがありました。
それでベラルーシのニュースで「商品がなくなることはありません。冷静に。」とパニックが起こらないように何度か注意を呼びかけていたのです。
さらに12月に行われた大統領選挙。当時の立候補者の何人かが治安を乱した罪にとわれ、現在その裁判が続いている真っ最中なのです。
このような国民の中に広がる、不安や不満を背景に今回の事件が起こったのかもしれません。
しかし、だからと言って爆弾を爆発させていい、というものではありません。
2008年の爆発事故はベラルーシ政府はテロと断定していませんが、今回はすでにテロである、国家の安寧を脅かす挑戦状だ、と表現しています。
ちなみに犯行声明文のようなものや、事前の予告などは今のところないとされています。