電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

老母、右膝を打撲、しばらくは車イス生活か

2021年10月02日 06時00分30秒 | 健康
今年、満で93歳になる老母が、引き戸に引っかかったらしく転んで右膝を打撲、痛くて歩行器でも歩けないと言います。たしかに、右膝が腫れ上がり、痛そうです。とりあえず整形外科に行き、レントゲンを撮ってもらいましたが、骨折はしていない模様。膝にたまった水を抜いてもらい、痛み止めをもらってだいぶ楽になったようです。

診察の待ち時間、妻が社会福祉協議会に電話をして問い合わせたところ、車イスを借りられることになりました。整形外科と薬局からの帰りに車イスを借りて車のトランクに積み、帰宅しました。通院の際に、ベッドから車の後部座席まで移動するにも、医院の玄関で車イスに乗り換えるにも、私が母を「お姫様抱っこ」して移しましたが、高齢になり体重が減って軽くなっているので助かりました。妻に「あなたはお姫様抱っこできないね」と言ったら怒られました(^o^)/

考えてみれば、食事をするにもトイレに行くにも、またちょっとしたモノを取るにも、動いて移動しなければなりません。自分の意思で動けるということは、本質的に重要なことです。そういえば、30歳で失明した妻をずっと支えた祖父は、「失明した人を24時間ずっと手助けすることはできない、自分でできるように環境を整えることが大切だ、具体的には床にモノを置かないことだ」と言っていました。明日は我が身の問題でもありますので、老いていく母を見ながら、経験に基づくその言葉が実に正しいことを痛感しています。

とりあえず、車イスは2週間借用の手続きをしていますが、歩行器で再び歩行が可能になるかどうか、様子を見ながら今後のことを考える必要がありそうです。元気老母、まだまだ気力が衰えていないのが幸いです。


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