電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

サクランボの剪定で少しずつ体を慣らす

2023年03月01日 06時00分15秒 | 週末農業・定年農業
除雪機でせっせと除雪をしていたおかげで、自宅裏の果樹園に至る道の雪が融けて土が見えてきましたので、お天気の様子を見ながらですが、数日前からサクランボの剪定を始めました。枝先の足元はまだ雪が残りますが、根回りは土が見えてきています。見上げると、葉芽がついた成長枝がたくさん出ています。また、一昨年あたりにはまだまだ小枝だったものが、今年はずいぶんしっかりした枝になり、多少じゃまになるものも出てきています。これは、枝が混み合わないように整理して、葉に光がじゅうぶんに届くようにしてやる必要があります。



また、垂直上方に伸びようとしている枝を放置すると、どんどん樹が高くなってしまいますので、垂直上方に向いた枝を切り、横に付いた枝を残すようにして成長の目先を変えてやります。枝の本数は、こんなに少なくして大丈夫なの?というくらいに少なくしますが、できるだけまるまると太った芽が付いている枝の先端に成長枝が出ているものを選び、花芽だけの枝ばかりにならないようにします。



これでも葉が出てくるとまだまだ混み過ぎだろうなあ。あまり切りすぎると枯れるのが怖いので、なかなか思いきれません。

気温が上がる午後の時間帯を選び、冬の間になまった体を慣らしながら、一昨日までは1時間半がやっとでしたが、昨日は2時間半ほど剪定作業をしました。年齢的に、体が慣れていない今の時期に脚立から足を踏み外して転倒するのが怖い。一歩ずつ確認しながら脚立を登り降りします。昨日はポケットラジオから流れるNHK「武内陶子の午後カフェ」で「あんこ」の話を聴きながらの農作業タイムでした。もう一つの園地はプロに剪定作業をお願いしていますので、経費はかかりますが、すでに剪定は終わっていて、気分的には安心です。自宅裏の剪定が終わる頃には、両方の園地の剪定枝を片付ける作業が待っています。

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