電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

サクランボの収穫は「紅秀峰」で一段落

2012年06月29日 06時03分56秒 | 週末農業・定年農業
これまでやけに涼しく爽やかな日が続いておりました。まるで梅雨とは思えないほどで、田んぼのほうは水不足で大変そうですが、サクランボの収穫にはありがたいばかりです。こんなカラカラ天気が続いたら、江戸時代であれば水争いや干ばつによる飢饉の心配も起こりそうなほどです。西日本の大雨のニュースを聞きながら、稲作農家は何度もため息をついたことでしょう。

また、ここ数日は真夏日となるほどの上天気でした。我が家では、26日までに収穫作業を終えて、後は晩生種の紅秀峰とナポレオンを残すのみになりましたので、せっかくのカラ梅雨を生かして、仕事帰りに数日かけて紅秀峰の収穫をしてみました。



左が紅秀峰、右の懐紙の上にあるのが佐藤錦です。粒の大きさが違うのがわかります。



角度を変えて近づいてみると、さらに違いがよく分かります。紅秀峰は、農協でも29日から受付するとのことで、これから七月上旬にかけてのサクランボです。我が家のは露地植えですので、例年は雨にたたられて実割れしてしまい、まともに収穫できたためしがありませんでした。今年は雨が降らなかったために、こんなふうに収穫することができました。紅秀峰は、肉質もしまり、大粒で食べでがあって、佐藤錦と並ぶ美味しさの優良品種です。来年は、雨避けテントの空いているところに、一本だけ植えてみようかと考えています。ただし、それには枯れた佐藤錦の切り株を根っこから掘り返すという重労働をしなければいけないのですが(^o^)/

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