電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

長引いた咳がようやく止まる~吸入ステロイドが決め手だった

2010年11月12日 06時05分28秒 | 健康
30代あたりから、風邪をひくと咳が長引く傾向がありました。医者に行き咳止めをもらい、一ヶ月ほどかかっておさまるようなことが毎年ありました。50代になって、一ヶ月ではおさまらなくなり、数ヶ月かかることもあり、これは普通の風邪による咳ではないと感じるようになりました。逆流性食道炎に由来する慢性気管支炎や後鼻漏、あるいは咳喘息など、いろいろな可能性を検討しました。しかし、半年経過してもいっこうに改善の気配がなく、近ごろは風邪気味で、夜中の激しい症状が再現しておりました。先日、治療方針を立てていた某呼吸器内科に行き、消去法で次の可能性を探り、吸入ステロイドのお試しパックを処方してもらいました。朝晩2回、2週間分、28回。そしてその結果は・・・

春からずっと、夜中に激しく咳き込むことがあり、演奏会などでも咳をこらえるのが苦しかったのが、ほとんどおさまって、たまに咳払いをする程度に。劇的です。そうか、喘息を発症していたのか。

現在、治療的診断ですが、と吸入ステロイドを継続中。少々声帯が赤くなり、声がかすれておりますが、毎日うがいを欠かさず、好酸球の活動と根気よく対応していこうと思います。耳鼻科でアレルギー性鼻炎の様子を見てもらったところ、内視鏡およびエックス線写真では、副鼻腔はきれいだそうです。すると、ますます後鼻漏の可能性はうすいことに。投薬方針も変わりました。アルピード錠を1日1錠、テオドール錠を1日3回1錠ずつ、アドエア250を朝晩の2回、となりました。

さあ、これで気兼ねなく演奏会に行けるぞ。まずは11月20日(土)の山響第208回定期演奏会だな。飯盛範親指揮山形交響楽団、中丸三千繪さんの共演で、イベール、ミヨー、プーランクというプログラム。楽しみです。
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