電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

手抜き生活術

2008年07月25日 06時05分25秒 | Weblog
単身赴任では、普通の家庭の生活とはまた違った工夫が必要な場合があります。その理由は、いろいろなモノや仕組みが、複数の世帯人員からなる家庭を想定してできあがっているからです。

(1) たとえばゴミ袋。あんな大きなゴミ袋がいっぱいになるまで溜め込んでいたら、生ゴミが悪臭を発するようになってしまいます。→【対策】家庭用ゴミ袋には、大小があるはず。最も小さいものを購入して、こまめにゴミ回収に出すようにします。
(2) 生ゴミの処理が意外に大変。→【対策】そもそも濡れた生ゴミを出さない工夫をする。ダイコンの葉は刻んで味噌汁に入れてしまうとか、ピーマンのヘタのように量が少しだけのものは水まわりで濡らさないで、紙ゴミと一緒にして乾燥してしまう。
(3) 野菜や魚など、量が多すぎて、単身赴任ではとても食べきれない。→【対策】カットしたものを購入するか、または漬物にするなどして、余った野菜等を消費するのに、数日程度の時差を設けるようにする。
(4) 一人前の分量がつかみにくい。→【対策1】味噌汁は、お椀で水の量を測って作り、夜と翌朝の二杯ぶんしか作らない。豆腐は小分けされたものを購入し、その分、水の量を減らす。【対策2】夕食におかずを作りすぎたら、ラップして冷蔵庫に保存しておき、翌日レンジでチンして、お弁当に使う。写真はその実例です。夏野菜を炒めたのですが、多すぎて余ってしまい、翌日のお弁当に使いました。
(5) 掃除が面倒。→【対策】畳や床はウェットシートでほこりを取る。風呂場は、上がるときに掃除をしてしまう。
(6) 洗濯機がない。→【対策】基本的に週末に自宅に持ち帰る。帰れないときは、ワイシャツはクリーニングに出し、下着、靴下は夜に風呂場で洗ってベランダに干しておけば、翌日には乾く。

なんとも風情のない話ですが、風情のほうはミニコンポでひとりでに鳴り出す目覚ましの音楽(ドヴォルザークの「四つのロマンティックな小品」)とか、風呂上りにスリープ・モードで静かに耳を傾けるバッハの無伴奏チェロ組曲とかにゆだね、生活は無駄なく合理的にと努めております。
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