梅雨のさなかの蒸し暑い週末、サクランボの収穫に忙しい日々です。従兄弟夫婦と子どもが来訪、我が家でサクランボ狩りを楽しんで行きました。
夜は静かにクラシックギターの音楽を聞きましょう。「ロマンティック・ギター名曲集」と題したナクソス盤で、ジェラルド・ガルシアの演奏です。収録された曲目はなかなかセンスがよく、
(1)パガニーニ、カプリース 第9番 Op.1-9
(2)メンデルスゾーン、無言歌集より、
「ヴェネツィアの舟歌Op.19-6」「ないしょ話Op.19-4」「心の悲しみOp.53-4」「別れOp.85-2」「朝の歌Op.62-4」「ヴェネツィアの舟歌Op.30-6」
(3)パガニーニ、ギターのための大ソナタ
(4)パガニーニ、カプリース 第24番 Op.1-24
(5)シューベルト、メルツ編曲
「涙の讃美」「愛の使い」「セレナード」「すみか」「漁師の娘」「郵便馬車」
となっています。
とりわけシューベルトの音楽は、まるでギターのために作曲されたオリジナルのように感じるほどで、たしかに「セレナード」などは切なく甘く、親指で弾かれる低音部に寄り添うように繰り返される人差指以下の高音部のメロディが、忍び会う若い恋人たちの二重唱のようで、たしかに夜の窓辺で弾かれる曲種だよなぁ、と思ってしまうほどです。
ジェラルド・ガルシアという奏者は存じ上げませんが、達者な腕前であることは間違いありません。1989年12月、ドイツのハイデルベルグ、ゲースト録音スタジオで収録されたデジタル録音です。マイクロホンの指向性を音孔部付近に狭く限定せず、左指が弦の上を滑りながら移動する音も多少収録されていますが、特に直接音が生々しいタイプの録音というわけではなく、ごく自然な録音と言ってよいでしょう。
夜は静かにクラシックギターの音楽を聞きましょう。「ロマンティック・ギター名曲集」と題したナクソス盤で、ジェラルド・ガルシアの演奏です。収録された曲目はなかなかセンスがよく、
(1)パガニーニ、カプリース 第9番 Op.1-9
(2)メンデルスゾーン、無言歌集より、
「ヴェネツィアの舟歌Op.19-6」「ないしょ話Op.19-4」「心の悲しみOp.53-4」「別れOp.85-2」「朝の歌Op.62-4」「ヴェネツィアの舟歌Op.30-6」
(3)パガニーニ、ギターのための大ソナタ
(4)パガニーニ、カプリース 第24番 Op.1-24
(5)シューベルト、メルツ編曲
「涙の讃美」「愛の使い」「セレナード」「すみか」「漁師の娘」「郵便馬車」
となっています。
とりわけシューベルトの音楽は、まるでギターのために作曲されたオリジナルのように感じるほどで、たしかに「セレナード」などは切なく甘く、親指で弾かれる低音部に寄り添うように繰り返される人差指以下の高音部のメロディが、忍び会う若い恋人たちの二重唱のようで、たしかに夜の窓辺で弾かれる曲種だよなぁ、と思ってしまうほどです。
ジェラルド・ガルシアという奏者は存じ上げませんが、達者な腕前であることは間違いありません。1989年12月、ドイツのハイデルベルグ、ゲースト録音スタジオで収録されたデジタル録音です。マイクロホンの指向性を音孔部付近に狭く限定せず、左指が弦の上を滑りながら移動する音も多少収録されていますが、特に直接音が生々しいタイプの録音というわけではなく、ごく自然な録音と言ってよいでしょう。