厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2018年29冊目『「自分のすごさ」を匂わせてくる人』

2017-11-12 20:23:16 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

人柄に特に問題があるわけではないのに、人望のない人がいます。その理由は「匂わせすぎ」にあります。

人をイラッとさせ人望をなくしやすい、悪い匂わせの4パターンを見てみましょう。

「オレの手柄」匂わせ

「仕事している」匂わせ

「幸せな家族」匂わせ

「権力者」匂わせ

よく見せる、よく印象付ける、それが匂わせです。

この本では、「匂わせ」の実態を知り、その背後に潜む心理メカニズムを理解することを目的とします。

そんな匂わせを和らげるのは「謙虚さ」。何かでうまくいったときも、「たまたま」「みんなの協力のおかげ」といった、周りへの配慮を忘れないようにしたいものです。

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2018年28冊目『仕事を高速化する「時間割」の作り方』

2017-11-10 23:17:41 | おすすめビジネス書

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評価 (4点/5点満点)

時間管理は学校では教えてくれないけれど社会に出ると必須。できているようで、できていないのが時間管理です。

本書で、仕事のスピードを上げるポイントは4つあると言います。

1.一つのことに集中する

2.情報を一元管理する

3.繰り返しの業務の効率を突き詰める

4.一つ一つの作業スピードを上げる

「厳密に予定通り進めて定時に帰る」「予定を埋めたら後は自分との闘いであるかのように粛々とこなす」「30分単位の小さなブロックの仕事をひたすらこなし、18時ちょうどにゴールを迎える」・・・最初の一歩は、すべきことを予定通りにする。ただそれだけです。

時間をおろそかにすれば時間に泣くことになります。時間と真剣に向き合うことが時間管理の根底にあります。

時間管理のテクニックは仕事からプライベートまで、あらゆる場面で応用できます。「効率的に働き、とっとと帰る」。会社に高い貢献をしつつ、家族や友人とのリフレッシュ、体調管理も充実させましょう。

【my pick-up】

◎電話があなたのペースを乱す

電話をかければいつでもつながる、電話で話ができる、それが当然という印象を与えないようにしています。一度でもスマホへの連絡を許すと、次から内容を問わずかかってきてしまう、だから、連絡はメールか会社の電話へお願いしています。通常、メールの返信は12時間以内にしています。

◎参考資料を残さない

私はセミナーを聴講したら、その場でTODOリストを作ってやることを決め、セミナー資料は当日のうちに処分します。資料が手元にあることで、まるで資料に書いてあることが全て身についたかのように錯覚してしまうこともあります。でも、行動しなければ身につきません。行動できたら資料は要りません。

◎期限を1秒でも越えたら催促

相手に期限を守ってもらうのに有効な方法、それは「厳しい催促」です。1秒でも過ぎたら催促する。厳しすぎるのでは、という意見もあると思いますが、期限を認識してもらうには、これが一番です。期限を越えてすぐに催促をすると「この人は時間に細かい人だ」という印象を与えることができます。催促をしなければ「この人は時間に細かくない」という印象がつきます。中には、1時間くらい待ってあげようと思う人もいますが「バッファがあったのか」と思われる可能性があるので、間を空けずに催促したほうがいいです。

◎手順がわかれば投下時間もわかる

それぞれ細かい作業が見えれば、投下時間もわかります。かかる時間を予測するスキルというのは、非常に重要です。社内で部下を指導する立場の方なら、依頼をするときに「これってどのくらい時間がかかると思う?」と聞いてみてください。返ってくる時間があまりにも見当違いなら「それってどんな手順でやるのかな?」とさらに聞いてみてください。人は、手順さえわかれば、その時間が見積もれます。時間が見積もれないのは、仕事全体のイメージがつかめていないからです。

◎全てを記録する

通常、カレンダーには行動予定だけを残すことが多いですが、実施したログも残すべき。時間がかかると思っていたものが30分で終わったらカレンダーも30分に変更する。過去のカレンダーは仕事のログなので、どんなタスクが何分で終わったのかを確認できます。次に同じような業務が発生するときは、過去のログを見て時間を予測することもできます。

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2018年27冊目『武器としての会計思考力』

2017-11-05 19:39:04 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本で言うところの会計思考力とは、次の2つの能力を指しています。

1.会計の数字を使って経営の現実を〝読み解く〟力

→会計の数字を活用して会社の本当の姿を浮かび上がらせる。

2.会計の数字を使って経営の現実を〝変える〟力

→会計の数字を使って会社や組織のめざすべき姿を示し、それに向けてビジネスを変えていく。

前者では、比例縮尺図で決算書を可視化する手法や、資金繰りの状況、粉飾決算の見抜き方を。後者では、戦略に合わせてKPI(業績評価指標)を設定する方法、KPIを機能させるPDCAの回し方を解説します。

京セラの稲盛和夫氏、ファーストリテイリングの柳井正氏、ソフトバンクの孫正義氏、日本電産の永守重信氏・・・名経営者は会計の専門家ではなくともこの会計思考力を持っています。

外資系コンサルティング・ファーム出身の現役ビジネススクール講師の著者が、豊富な実例を交え、会計の数字を武器にして戦略を成功させるノウハウを伝授します。

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2018年26冊目『仕事がサクサクはかどる コクヨのシンプル整理術』

2017-11-04 22:13:16 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

「コクヨの社員さんは、巧みな整理ノウハウをお持ちでは・・・?」

この本では、コクヨの社員一人ひとりが実践している100個の整理術を紹介します。

私が読んで、今後やってみたいと思ったものは以下のとおりです。

・折りたたみ傘用コーナーを増築する

・立ち寄る場所に情報を集約する(コピー機の前など)

・ラベルにイラストを入れる

・ハンガーを虹色にする

・飲み物スペースは独立させる

整理は、運用ルールが厳しかったり、面倒なものは長続きしません。整理は楽しんでやりましょう!

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2018年25冊目『世界標準の仕事の教科書』

2017-11-04 00:37:16 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

自分たちの会社がいつ外資企業になるかわからない時代に突入し、また人口の増加している海外のマーケットに目を向けている企業は増え続けています。

つまり、これからのキャリアを考える上で、世界を意識せざるを得ない時代になったのです。

しかし、「ビジネスは人と人のつながりが基本」など、仕事の要諦は国内でも国外でも共通しているもの。そんな「仕事の本質」を本書ではお伝えします。

・自分の意見を持ち、人前で伝える能力

・その上で全体を俯瞰し、問題を発見し、解決しようとする能力

この2つは仕事の本質の中でも、日本に欠けているものではないでしょうか。

これは、若い世代に限らず、失敗は学びや成功に繋がることを日本のビジネスパーソンは、もっと理解し実践に移してほしい点にも関係します。

【my pick-up】

◎行きつけのカフェをつくる

私は近くのカフェに行き、コーヒーを飲みながら考え事をすることを休日の楽しみのひとつにしています。私は意識してひとりの時間をつくるようにしています。真剣に考えている時には思いもつかないことをなぜか思いつくため、行きつけのカフェをつくることの大事さに気づきました。忙しいビジネスパーソンだからこそ、少しの時間だけでもひとりになって「ぼー」としてみることで、かえって仕事の効率を高めることにつながるのではないでしょうか。

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