厳選!ビジネス書 今年の200冊

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2018年31冊目『人生、余裕で生きる極意』

2017-11-16 22:08:47 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

書道家・武田双雲さんが、「困ったこと」が起きるたびに1つ1つ編み出してきた「困ったことを解決する極意」をまとめた1冊。

・人間関係、うまくいく極意

・不安を消す極意

・人から評価される極意

・足るを知る極意

・お金が貯まる極意

・美肌の極意

・毎日、余裕で仕事をする極意

などなど。

自分にあるものを知って誰もがそこそこ幸せだと気づくこと、他人やお手本を見てそれとの違いを気にしないことで、困ったことがなくなるだけでなく、楽しいことが増えてくると思います。

【my pick-up】

◎すぐ「凹まない人」は、すぐ「期待しない人」

「期待している」から、イライラしたりムカムカしたりするんです。毎日の生活には、たくさんの期待はずれが潜んでいます。それだけイライラ、ムカムカ、カッカ、プンプン、ガッカリの種があるということですから、注意が必要です。期待しなければ、何も起こらないのですが。「とりあえず1日でいいから、他人にも自分にも期待することを一切やめてみよう」たった1日のワークでも、「いつの間にか何かに期待している自分」を認識するようになります。あとは期待するのをやめるだけ。すると、気分はたちまち落ち着きます。

◎「ご縁を切る」くらいなら「ご縁がない」ほうがいい

今の社会では、ムラで狩りをするわけでもありません。それに自分が所属している集団が、昔のようにムラ1つだけということもありません。地域社会に縛られないのはもちろんのこと、会社や学校、趣味のサークル、SNSでつながった仲間たちなど、さまざまな集団に所属しています。どこかの集団で一人ぼっちになっても、別の受け皿がいっぱいあるんです。「一人ぼっち=食べていけない=大変」という時代は、もう大昔の話。今は、「一人ぼっち=どこでも食べていける=大丈夫」という時代。だから安心しましょう。

◎「その悪い習慣(タバコ・酒・彼?)は私らしくない」という、決め言葉

今、「僕はどうしてタバコを吸っていたのかな?」と振り返ると、当時はタバコを吸う行為が、ポジティブなイメージと結びついていたからです。タバコと縁を切るときも、僕はそのポジティブなイメージを利用しました。「ピュアで世界を癒すアーチスト」が、タバコを吸っている姿がピンと来ない-。このポジティブなイメージから、僕はタバコに違和感を覚えて、スッパリやめられたわけです。「そんなことをすると、ダメになるよ」と言われるよりは、「そんなことをすると、君らしくないよ」と言われたほうが、はるかに効果的です。

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