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(3点/5点満点)
著者の相原孝夫さんは職務適性とも訳される「コンピテンシー」という手法が専門で、その調査・分析のために20数年に渡り、2千数百名のハイパフォーマー(好業績者)のインタビューをライフワークのように行ってきました。
その中で、初めてお会いして話をした人が、その後のキャリアにおいてどのくらいの立場まで出世できるかが、ある程度高い確率で分かるようになったそうです。
そうした観点を多くの人に知ってもらいたい、ということで出されたのがこの1冊です。
重たい役割に就いている人の方が、やりがいも感じやすく、成長実感も得ています。また、正しい意味での出世意欲は、企業の中で長期に渡って貢献していこうという貢献意欲と同じです。
出世ということを1つの指標として、自己成長を図っていくことは、とても重要なことだと私も思っています。
【my pick-up】
◎ランチのとき係長止まりの人は部下をランチに誘わない、部長になれる人は部下をランチに誘う、役員になれる人は部下からランチに誘われる
ランチは仕事時間内では聞けないような、個々人の抱えている事情などを聞く良い機会でもあります。部下からランチに誘われるのは、いろいろと話をしたいと思ってもらえている証拠です。仕事以外の時間も一緒に過ごしたいと思われるほど、親近感を持たれており、信頼されている証拠でもあります。こうした親近感を持たれるタイプの上司こそ、時代の要請と言えるのです。