評価 (3点/5点満点)
早く帰って、成果もあげる人は、主導権を持って仕事をしています。
ここでいう主導権とは、その仕事に自分自身がいかに率先して取り組むか?任せてもらえるようにするか?です。
本書では、そんな仕事の主導権を握る7つの行動習慣を紹介します。
1.仕事の進捗と自分が置かれている「現在地」をしっている
2.先読みして行動している
3.相手と瞬時に意識を合わせている
4.何が問題かを適切にとらえ、無駄な動きをしない
5.率先してテキパキさばいている
6.仕事の進め方の「勝ちパターン」を持っている
7.早帰りが許されるキャラクターを作っている
どの組織にも、人より早く帰っているのに周りの人からの評価も高く信頼も厚い人がいると思います。そんな人を目指して自分の時間を取り戻し、そんな人を1人でも多く増やすことで、チームの成果も倍速で出しましょう。
【my pick-up】
◎「早帰りキャラ」を作る
「俺いま合コンで忙しいから」「グロービス通っているから」「定時退社は私の仕様ですから」早く帰っている人は、プライベートな事情を堂々と示しています。ポイントは、明るく堂々と。早く帰るには、ある意味開き直るくらいの度胸も大事です。
また早く帰れる人は自他ともに認める得意分野や専門分野を持っています。つまりキャラ立ちしているのです。その得意分野の仕事が忙しいときは一生懸命頑張る。そうでないときは残業せずにとっとと帰る。「いや~これ以上僕が残っていても、何の役にも立てないですから」この言葉には説得力がある。なぜなら、その人が何の専門家か周りもよくわかっているからです。