評価 (3点/5点満点)
古くから思考力を鍛錬する効果的な活動とされてきた読書が、AI時代においても有効です。
この本では、AI時代における能動的でアクティブな本の読み方を紹介します。
読書は、AIの普及で懸念される思考力低下を防ぐ活動ですが、AIを使いこなす上でも必要な知性を開発してくれます。
拙い知識や語彙力では、うまくAIを使いこなすことさえできず、AIが導く答えの正誤も判断できないと思います。
【my pick-up】
◎AI時代も脳の筋トレは読書
機械化で身体の負担が減り、身体が楽になった結果、現代人の多くが運動不足になり、生活習慣病に悩まされています。それを防ぐために、ジョギングをしたり、ジムに通ったりと、意識して運動習慣を取り入れる必要に迫られています。同じように、頭脳労働から解放されるなどで、脳の負担が減れば「運動不足」ならぬ「思考不足」が起きる可能性があります。その結果、「基礎体力」ならぬ「基礎思考力」が落ちてしまうかもしれません。現代人が健康維持のためにジョギングや筋トレをするように、今後は思考力を維持するために意識的に読書することが必要になるのです。
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