厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
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2024年180冊目 『公認会計士が教える「資産づくり」を勝ち抜くための11の戦略』は、付加価値の高い人材になるために必要な力

2024-06-04 15:14:27 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

AIでは代替されない付加価値の高い能力を身につけた人間になるために必要な力を、10+1個に分けて紹介します。

 

先見力/思考力/表現力/読書力/数字力/当事者力/応援力/習慣力/決断力/チーム力

 

+1は新書版として追加された「投資力」です。新NISAの必勝法が記載されています。

 

【my pick-up】

◎新NISAは1800万円枠をいかに早く埋めるかのゲーム

最短で1800万円分を購入した人が、一番増えることになります。今回の新NISAでは、毎月30万円で年間360万円を投資し5年間で1800万円の枠を使い切るのが勝ちパターンなのです。5年が無理だとしても、7年でも10年でもいいので、この1800万円の枠をしっかり使って、後はホールド、そのまま持っていればいいのです。

◎日本のビジネスパーソンは読書量が少なすぎる

なぜ、たくさん本を読むのか。それは読書をすることで知識が増え、仕事の生産性やクオリティーが上がるからです。生産性が上がると、仕事が早く終わります。すると、ますます自由な時間が増え、読書をする時間が増えるというプラスのスパイラルが回り出します。僕に言わせれば、時間がないから読書ができないのではなくて、「読書をしないから時間がない」のです。年収を伸ばして幸せになりたい人、仕事で成果を上げたい人は、読書量を必ず増やすこと、読書の優先順位を上げるということが非常に大事です。読書で他人の失敗談や成功談を学んでいれば、自分が失敗したとしても、焦ることはありません。月収が下がる、会社が潰れる、リストラにあうなどといったことが、すべて想定内となるからです。今の日本人の多くの人たちは、圧倒的に読書量が足りていません。逆に考えれば、そこで読書をすれば、人と差を付けることができるというわけです。

◎人の3倍やれば10倍の結果が出る

3倍やることで、人より突き抜けることができ、比較対象がなくなります。僕は「月に1冊本を出す」と決めましたが、なぜ月1冊にしたかというと、出版冊数が多い人でも3か月に1冊で年4冊のペースです。ですから、その3倍である月1冊を目指したのです。書籍の解説動画「YouTube図書館」も同様の考え方で始めました。YouTubeで書籍の解説動画をアップしている人は結構多いですが、それでも一番多い人でも週に1冊程度のペースです。その3倍と考えると、月に12冊、まずはこれを行おうと決めて始め、一時は月に60冊の解説動画をアップしていました。

◎決断に必要なものは選択力と覚悟

1日2冊本を読むと決断をしたら、そのためにはテレビを見ない、スマホを触らない、飲みに行かないといった時間の断捨離が必要なわけです。僕は大学生の頃、公認会計士試験の勉強時間を確保するために、4年間で飲み会には1回しか行きませんでした。成人式も行っていません。このように、何かの決断には何かを捨てる覚悟が伴います。それは、もしかしたらみなさんにとって大切な人だったり、時間だったり、仕事だったり、今まで大事にしていた肩書とか学歴かもしれません。もしくは、コーラが好きだけど痩せたいから水にしようというように、日常的な小さいことかもしれません。いずれにせよ、どんな決断があっても、覚悟が必要ということに変わりありません。

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