一流の人ほど小さな仕事をバカにしない 価格:¥ 1,365(税込) 発売日:2009-08-29 |
評価 (3点/5点満点)
『一流の・・・』というタイトルの著書が多いビジネスコンサルタント・山﨑武也さんが、「一流の人」になるためには、一つひとつの仕事を手抜きしないできちんと完成させ、それを積み重ねていく重要性を強調しています。
コピーの取り方、クリップやホチキスの留め方といった小さな仕事についても解説していますので、若手ビジネスパーソンはもちろんのこと、ある程度経験を積んだ中堅の方が自分の仕事を振り返り、チェックするのにも役立ちます。
【my pick-up】
◎自分の記憶を過信しないで、常にメモを取る習慣があるかどうかで差がつく
録音しておけばいいと思うかもしれないが、機械に頼っていたら駄目である。その場で要領を得たメモをつくり上げるという意気込みがなくてはならない。「習うより慣れろ」である。とにかく実地で全力を尽くして要点を一つ残らず書き留めておく心構えを実践していくことだ。
◎残業は本質的に必要悪
残業は能率の観点からは心身の限度を超える確率が高いので、よくない。一時的なものであり緊急避難的にするもので、本質的には必要悪といっていい。
◎月曜日の自分の気持ちで仕事に対する取り組み方を見つめ直す
働くことを避けようとする姿勢と歓迎しようとする姿勢の違いは、どこからくるか。その違いの出発点は、仕事に打ち込んでいるかどうかにある。
休みから仕事への戻り方が下手な人は、仕事に関して「嫌い」と「下手」の悪循環に陥っている。
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