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2000社の赤字会社を続々と救った!―社長の手紙 若い人たちに贈り続けた大切なこと 価格:¥ 1,365(税込) 発売日:2010-09-17 |
評価
(3点/5点満点)
これまでに2000社を超える企業の再生事業に参画し、赤字会社の大半を立て直してきた長谷川和廣さんが、20~30代の後輩たちに伝えてきたビジネスでのサバイバルの技術を取りまとめたのが本書です。
長谷川さんによる「私の生き残り10の秘策」をここで紹介しましょう。
・単純なことだが、すべては「やるか、やらないか」で決まるのだ
・働く男が最後に生き残る
・不器用な戦いでいいから、常にまじめに誠実に動け
・反省があるから、前進もあるのだ
・気持ちも行動も、デッカク行きよう
・無力だからこそ、最後まで諦めてはいけない
・解決策はどこにあるか、夢中で探せ
・何かワザを持て!一芸に秀でる人は泳ぎきる
・いつの時代も、問題解決力の高い人が頭ひとつ出る
・「勝ちたい」という執念の差が人生を分けるのだ
できる社員とそうでない社員の差は結局、このような愚直な取り組みが行えるかどうかです。それが遠回りに見えても、仕事力をアップさせる一番の近道であることをこの本では教えてくれます。
【my pick-up】
◎残業は朝にやれ!
どの会社でも、たいてい私は朝一番に出社していました。夜にやる残業と比べると、実感として、2倍の効率で仕事が進んでしまうのです。
実は50年のビジネス人生のなかで、私は突発的な理由を除いては一度も残業したことがないのです。どうも残業の多い人を見ていると、最初のスタートダッシュが苦手な人が多いようです。
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