評価 (3点/5点満点)
本書のタイトル『粗利至上主義』は、売上ではなく、粗利益をすべての経営目標として設定することです。
売上さえ増えれば利益がついてくるとは決して言いきれず、売上がどんなに少なくても、利益さえあれば、会社が存続の危機にさらされることは決してないと言います。
粗利益が増えれば、結果的に営業利益は増え、経常利益は増え、税引前利益が増え、そして純利益が増えていきます。
粗利益を上げる方法として、売価引き上げ、原価引き下げの交渉の仕方も紹介されていますが、現在ほど売価引き上げが顧客に受け入れられやすい時代はないかもしれませんね。
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