厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2016年85冊目『ブライアン・トレーシーが教える 最強の時間』

2016-05-06 21:49:23 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

アメリカで最も有名なコンサルタント、ブライアン・トレーシーが、生産性の高い人のほぼすべてが時間の管理に有効だと感じて生活の一部に組み込んでいる、21のテクニック・アイデアを紹介します。

・やることリストをつくれば、時間の使い方の効率が10倍高まる。(P.76)

・仕事を誰かに任せるスキルが身につけば、タイムマネジメントの達人となり、数カ月後には生産性が2倍や3倍に増えている。(P.121)

・1つのことを終わらせることに集中したほうが、最大で80%の時間を節約でき、作業の質を大幅に高めることが可能になるのだ。(P.127)

・早起きしてまだ誰もいない始業開始1時間前に出社する。その時間でその日の仕事の段取りを決め、誰にも邪魔されないうちから仕事を始める。ランチタイムも仕事にあてて、生産性の高い時間を1時間確保する。さらに、同僚が帰った後1時間残る。この時間でその日の仕事を総括し、いちばん重要なタスクの仕上げをするのだ。(P.144)

・きれいに片づけられた仕事場に連れて行かれ、目の前にあるタスクにしか取り組めない状況になると、一晩で生産性が2倍や3倍になる。(P.186)

これらのテクニックは、時間術の中でも王道のものばかり。つまり、これらは仕事を効率的に進めるうえで外せないということですよね。

本書を読んでタイムマネジメントとは何か?をまとめれば、「最も重要なタスクに取り組んで最後まで終わらせられるようになること」ではないでしょうか。

【my pick-up】

◎最強の「3の法則」を活用する

この法則のことを知るだけで、この本を買って読むお金と時間の元はとれると思う。それは、「1週または1か月のあいだにどれだけさまざまなタスクを行ったとしても、会社への貢献となることの90%はわずか3つのタスクによる」というものだ。

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2016年84冊目『1%の人は実践している ムダな仕事をなくす数字をよむ技術』

2016-05-06 21:27:03 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

企業においては、全員の計数感覚が一致しているチームや組織ほど利益が上がっています。しかし、優れた計数感覚を持つ人は100人に1人、つまり1%しかいません。

この本では、経営者が考える計数感覚と自分の計数感覚を一致させるためのコツが書かれています。

本書の特徴の1番目は、会社の数字は売上や利益だけに限らないということを教えてくれます。期日や勤務時間、スケジュール管理など、数字が入るものは全て会社の数字なのです。

2番目は、数字のないところから数字を拾えるかという点も、計数感覚の差が出るポイントということを指摘します。行動を数値化して、その効果を測定し、記録として残しておくといった方法をすすめています。

会社の数字について、一般書の説明順である「売上高→売上原価→販管費」ではなく、実際の発生順である「販管費→売上原価→売上高」で理解すれば、会社の数字を自分の数字とし置き換えることができる、といった面白い考え方も掲載されています。

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