三連休の2日目は折りたたみ自転車でツーリング、いや今回はのんびり走るポタリング。
目的地は下の地図のあたり。ってどこかというと埼玉県の所沢市と三芳町にまたがる三富新田というところ。昔、大学の教養課程であった地理の授業で、江戸時代の新田集落の例として聞いたことがあった。今でも当時の地割りが残っていて、直線で通る道路の両側に樹木に囲まれた農家が並び、その背後に短冊状に各農家の農地が延びるという形。
昔は興味があって一度行ってみたいと思っていたが、そのうち忘れてしまい、今回、目的地を探して地図をいろいろ見ているうちに目に付いたのだった。
西武新宿線で所沢の一つ先、航空公園駅まで輪行し、そこから約4キロ。次の写真が、畑のほうから樹木に囲まれた集落を見た風景。
こうした風景の中をのんびり走る。ただし、道路は直線で通っているので、車の量は少なくても、けっこうスピードを出しているから要注意。
昼飯は道路沿いの山田うどんという店。県別マップルでこの地域を見ると、いくつも目に付くからチェーン店だと思う。どんなうどんが出てくるのか興味を持っていた。
セットメニューからアジフライと冷やしたぬきうどんのセットを食べる。
うどんに関しては、さすがに関東のそば屋でよく出てくる、噛むとふにゅーとするようなこしのないうどんではない。だけど、自分の味覚とはどうも違うと思った。
昼飯のあとは、あらかじめ地図で決めておいた、幹線道路でない(あまり車が多くない)道を走って川越に行く。
川越では喜多院、川越城跡と蔵造りの建物が並ぶ一番街を回る。
これは喜多院で売っていた団子。団子というと甘いタレをかけたものしか思いつかないが、これは辛めの醤油ダレだった。こういう団子もあるのかと思ったのだった。
一番街は改装したり新しく建てる建物も蔵造り風にしているようで、すっかり観光地。20何年か前に一度来たことがあったが、そのときとは全然雰囲気が変わっている。だけど、狭い道路に車も人も多いから、自転車を押して歩く。
並んだ店の中に、蜂蜜を売っている店があって、そこでハチミツ入りソフトクリームがあった。興味が湧いて一つ買って食べる。自転車で30キロ程度走ったあとだったからうまい。
西武本川越駅まで来て、輪行して帰る。
晩飯は南行徳駅前の中華屋で福満溢に行ってみる。もう3,4年前に出来た店だと思うが、まだ入っていなかった。
定食と焼売に生ビールを注文。焼売とビールが先に出てくる。運動をした日のビールは最初の一口が最高にうまい。
続いて、白身魚の黒酢煮定食が来た。
ビールはジョッキがそれほど大きくないので、最初の一杯が早く終わる。で、もう一杯飲む。だけど、2杯目途中からはさすがに疲れてきた。
初めて入った中華料理店だけど、食べてみた感じ、なかなかいけそう。