予報は曇りマークだったが、朝のうち日が差したので洗濯物はベランダに干す。曇りだが気温も湿度も高く、掃除をしたりクリーニング出しに行ったりしたら額には大粒の汗。
昼飯は行徳駅高架脇のやしまへ行って冷しきつねそば。
店から出て空を見上げたらどんよりした曇り。
別の方角にはもっと黒い雲も見えた。雨が心配になってきたら案の定、午後2時頃にスマホの予報サイトから雨雲接近の通知が来る。レーダーの画面を見ると雨雲がすぐ近くに来ている。
慌てて洗濯物を取り込む。その最中からパラパラッと雨が降り出した。しばらくしてから外を見ると本降りになっていた。気温が高いおかげで洗濯物はほとんど乾いていたが、わずかな数だが厚みがあるものは乾ききっていない。そういうのは扇風機の風を掛けて乾かす。
東京中心部と隣接地域が雨雲の通り道になってしまったようで、行徳地域も夜までずっと雨。この週末もカメラを持って地域イベントへ行くつもりだったが、中止になっているかもしれない。でも、一応行くつもりだったところへ午後6時を過ぎてから行ってみる。
入船の東浜公園で行われる予定の入船夏まつり。前回このイベントへ行ったのは、先週の福栄三丁目の夏まつり大会と同じく2010年だった。2010年は入船と福栄三丁目は同じ日だったが、今年2017年は7月の土曜日が5回あるためか1週ずれている。
午後6時半少し前に東浜公園へ着くと、雨の中、夏祭りは行われていた。
盆踊りの櫓。
後ろの模擬店テントには人が集まっている。
こういうイベントを雨天中止にするかは、ふつう判断の時限が設けられている。いろんな段取りがあるのだから午後になってからということはないだろう。今日の予報は曇りだったし、それで決行と判断したのではと推測する。そうなると、午後2時から降り出す雨などまったく殺生なものだ。
街頭掲示板のお知らせだと午後7時から盆踊りと出ていたが、やるかどうか見定めるために雨の中をじっと待っていたいとも思えない。午後6時半前後の光景を写して東浜公園を離れる。
そして土曜日だし飲みに行く。
行徳駅前通りの行徳駅前三丁目にある居酒屋 海賊けんちゃん。
奥にカウンター席が4席あって、一人なのでそこの端に座る。
振り返るとこんな感じの店内。
午後7時前で写真右の方でグループのお客さんが宴会をやっていたが、他はまだ空いていた。その後、次々にお客さんが来て他のテーブルも満席になった。
店内のテレビでは隅田川花火大会の生中継番組が映っている。そういうイベントも雨天中止にはならなかったようだ。
お通しと生ビール中ジョッキ。この店はジョッキを冷凍庫にいれておき、それにビールを注いで出してくる。
メニューは数ページの冊子のレギュラーメニューと、店内ボードのその日のメニュー。
まずはボードのメニューからシマアジ刺身。
それとタチウオ塩焼き。なかなかでかい。
日本酒は4種類ぐらいしかなく、それよりも焼酎のほうが種類が多い。芋焼酎の明るい農村をロックで。
この銘柄は見かけたことはあるが飲んだのは初めて。やはりメニューでいろいろと並ぶと、漢字2文字とかいった銘柄の字面で、インパクトが強うそうなものを選んでしまう。つまりは字面・言葉面に引きずられている。「明るい農村」というと自分が10代の頃まで(1970年代ぐらいまで)、NHKで午前6時台に放映していた農業関係の番組のタイトルと同じで、何かパロディのような名前だ。そういうところからもあまりインパクトはなく、これまで興味を引かれなかった。飲んでみるとふつうにちゃんとした芋焼酎なのだが。
もう1杯の焼酎ロックは麦焼酎で自然麦。
魚類を食べ終わり、次にレギュラーメニューを見ていて興味を引いたものを注文。
自家製炙りベーコン。
米沢豚を独自に燻製にしたものだということ。どちらかというとビールに合いそうな感じ。
焼酎ロックを2杯飲んで次はチューハイ類にしようかとメニューを見ていたら、ウィスキーメニューでデュワーズ(Dewar's)というのが目に止まった。多くのバーテンダーに愛されているウィスキーと書いてある。
南行徳あたりでバーに入ったときにウィスキーのメニューを見たことはあるが、Dewar’sは覚えがない。いや、バーだとメニューに載っている数が多いから単に記憶に残らなかったのかもしれない。いずれにしても、居酒屋で見るのは初めてなので飲むことにする。
ロック、水割り、ソーダ割りを選べるが、ソーダ割りにする。
最後は野菜を食べようとレギュラーメニューを見ていたら、トマトのオリーブオイル漬けというのがある。
居酒屋でトマト、あるいは冷やしトマトというと、輪切りにしたトマトが塩やマヨネーズと一緒に出てくるのが多いが、オリーブオイル漬けはどんな感じかと注文。
これがトマトのオリーブオイル漬け。
トマトは普通サイズのではなくミニトマト。その下はオニオンスライスでこれも一緒に食べて野菜を補充。
これだけの飲み食いでお代は4,900円ちょっとだった。そしてマスターはなかなかの料理人だと思えた。
海賊けんちゃんは以前は、行徳駅前の西友とバイパスの間の道沿いに違う名前であった。何という名前だったか、頭に出てこないのでスマホで調べると、和洋ダイニング海星という店(”海星”は”ひとで”と読む)。そう確かそういう名前だった。”和洋ダイニング”というのは今日、海賊けんちゃんで食べたものを見ても、たしかにそんな感じと思えた。
海星の住所はグルメサイトにまだ残っていて、千葉県市川市行徳駅前1-20-15。
だけど入ったことはなかった。行徳駅から西友や行徳支所にかけての場所に来ると、たしかに「海星」の看板が見えていた。それで、しばらく前に一度行ってみたい店候補として営業時間とかを確かめようと、休日昼間に店の前に行ったらもう移転していて、移転先と新しい店名が海賊けんちゃんだという貼り紙があった。
今日、飲み食いしながら客席係のお姉さんと話すと、けんちゃんになってから入ったので前の店のことはあまり知らないが、けんちゃんもオープンして1年ぐらいだという。自分が移転の貼り紙を見たのは数ヶ月前のように思っていたが、去年のまだ引っ越し前だったのかもしれない。年を取るほど時間の経つのが早くて、自分の意識とずれてきたか。
それともうひとつ、移転して店名を変えたのはなぜだろうと思った。もしかしたらだけど、行徳駅の近くに焼酎バーの「海月」(”くらげ”と読む)ができて、字面が紛らわしいからではないかと考えた。
ちなみに、「海月」はかつては「カフェふれあい」という店だったが、2013年頃に「海月」に変わった。「海月」に変わっても最初のうちは「ふれあい」のときと同じようにランチをやっていて、一度入ったことがある。過去日記を探すと2014年の1月だった。
だけど、その後はランチはやめてしまったようで休日の昼間に近くへ来てもシャッターが降りている。それだけでなく、夜の7時や8時でもシャッターが降りたまま。閉店してしまったのかと思ったが、そうではないようでオープンが午後9時と遅い店だから。土曜日に行徳駅周辺で飲んで帰るときや、仕事でたまに遅くなって午後9時をすぎた頃に近くを通ると店が開いているのが見えた。
それで今日、海賊けんちゃんでお会計のとき、マスターに移転で店名を変えたのはどうしてか聞くと、何となく変えたという返事。「海月」という店ができて名前が紛らわしいからじゃないのかなと思ったと言うと、「別にそういうことはないです。」ということだった。