新子焼き

旭川のソウルフード、新子焼き。
若鶏半身焼のことです。
わたしは、つい最近知りました。

半身「揚げ」は小樽名物と思っていたけれど、
いまはあちこちで見かけますが、
焼いたのは見たことがないなぁ・・と興味はありつつ、
９月の食べマルシェで見つけるも、すごい行列で食べられず。

でも、そのときしか食べるチャンスがないわけでないので、
いつかオットと行ってみようと話していました。

クリスマスにも新子焼きを買うご家庭も多いとか。

わたしたちが、新子焼きの有名なお店として、
教えてもらっていたのは、「ぎんねこ」さん。
老舗です。

今回いろいろオットと話し合わねばならないことなどあって、
出かけていたわけですが、
気分転換にも、少し歩こうということになり、
旭川の駅前方面へ向かう途中、
その「ぎんねこ」さんを見つけました。

早い時間でしたが、お店は営業中。

せっかくだから、入ってみようかと店内へ。
ようやく新子焼きが、目の前に～。

たれと塩味のどちらかを選べますが、
半分ずつにも出来ますよと、
お店の方が勧めてくれたので、
たれと塩で焼いてもらいました。

こちらのたれは、
開店以来継ぎ足されてきた秘伝のおいしさとか。
いろいろな部位があるから、
鶏の旨みを存分に味わえる新子焼き。
わたしは半身揚げより好きかも～。

そしてまた三代目の店主の方や、
お店の方皆さんの気持ちのよい対応に、
ちょっとだけ食べて帰るつもりが、
オットと二人なんだかとても癒されて、
のんびりさせてもらいました。

こういう出会いってあるんですよね。

まぁこのブログを見る限り、
いつもいつも食べているわたしたちではありますが、
食べものや、それに関わる人たちに、
心から癒される・・そんな経験でした。

わかっていたつもりだけれど、
食べることって、本当に大切。そこからもらうチカラ。
その周りにある笑顔。
改めていいなぁ・・。

旭川では、
他にも新子焼きを出すお店がたくさんあることも知ったので、
またおいしく食べよう。
もちろんこちらのお店にもまた伺いたいな。